
前中日の中島宏之内野手(42)が現役を引退することが26日、分かった。00年ドラフト5位で西武に入団。4年目から遊撃の不動のレギュラーで活躍した。大リーグのアスレチックスを経て、オリックス、巨人、中日と渡り歩き、通算1928安打をマーク。日本代表でも数多くプレーし、08年には北京五輪、09年の第2回WBCでは世界一に貢献した希代のバットマンが、静かにバットを置く。
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2024年シーズンをもちまして、引退することを決断しましたので、ご報告させていただきます。18歳でプロ入りし、監督、コーチ、選手、トレーナー、スタッフの方々に支えていただき、24年間、現役生活を送ることができました。家族はもちろん、携わっていただいた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、ファンのみなさま、24年間、応援してくださり、本当にありがとうございました。いい時も苦しい時もありましたが、ファンの方々の歓声、拍手に何度も背中を押され、力をいただいたことは一生忘れません。明日からプロ野球が開幕します。今シーズンも変わらぬ声援をよろしくお願いします。(中島宏之)