starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【こんな人】中島宏之、グラウンド離れればユーモラスな一面 後輩から「兄貴分」として頼られる


元中日の内野手、中島宏之(42)が現役を引退することが明らかになった。彼は2000年に西武に入団し、以後、日本代表としても活躍。2008年の北京五輪や2009年の第2回WBCでは優勝に貢献した。プロ野球人生では西武、アスレチックス、オリックス、巨人、中日と各球団を渡り歩き、通算1928安打を記録した。ユーモラスな性格でも知られ、仲間や後輩からも愛される存在だった。引退するにあたり、プロ野球が開幕する前に意向を示すなど、球界への配慮も見せている。

中島宏之(2022年5月4日撮影)

前中日の中島宏之内野手(42)が現役を引退することが26日、分かった。00年ドラフト5位で西武に入団。4年目から遊撃の不動のレギュラーで活躍した。大リーグのアスレチックスを経て、オリックス、巨人、中日と渡り歩き、通算1928安打をマーク。日本代表でも数多くプレーし、08年には北京五輪、09年の第2回WBCでは世界一に貢献した希代のバットマンが、静かにバットを置く。

   ◇   ◇   ◇

中島はグラウンドを離れれば、おちゃめでユーモラスな一面で愛された。人を喜ばせ、楽しませることが大好きで、22年12月に実行した「ドッキリ」は傑作選の1つだった。巨人岡本、西武中村剛の毎年恒例の合同自主トレが行われた日、2人には内緒で記者に時間と場所を聞き、自宅のある兵庫から始発の新幹線で移動。1人で都内の球場を訪れ、スタンドから乱入者のふりをする小ネタも交え、周囲をビックリさせた。

後輩からは「兄貴分」として、頼られた。巨人坂本が主将に就任した時にはエールを込め、自身のキャプテンマーク付きの西武のユニホームをプレゼント。4番の重圧と闘い続ける岡本にはソッと寄り添いながら、前向きな言葉を掛け「ナカジさんの言葉に何度も救われています」と感謝された。ネットなどで去就が話題になる中、沈黙を貫いたが、「プロ野球が開幕する前に」と自らの意思を表明する日も、球界への配慮が込められた。【久保賢吾】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.