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【センバツ】甲子園最速タイ155キロ出た 最速はあの怪物 非公式の163キロも/球速メモ


健大高崎の石垣元気投手が、センバツ高校野球の準々決勝で甲子園において球速155キロを計測し、春夏通じての最速タイ記録を樹立しました。彼の自己最速は158キロで、今後新たな記録達成が期待されています。高校生投手のスピードは年々上昇中で、2012年には花巻東の大谷翔平が岩手大会で160キロを計測し注目を浴びました。佐々木朗希は非公式ながら163キロを記録し、公式戦及び非公式戦を通じての最速とされています。甲子園ではこれまでに日南学園の寺原隼人がメジャー球団のスピードガンで98マイルを計測しています。

健大高崎対花巻東 力投する健大高崎の石垣(撮影・石井愛子)

<センバツ高校野球:健大高崎9-1花巻東>◇26日◇準々決勝

健大高崎(群馬)の石垣元気投手(3年)が3番手で登板、球場表示で球速155キロを計測した。

高校野球の甲子園大会で球場スコアボードに表示されたスピードとしては春夏通じて最速タイ。自身の最速は158キロで、今後、新記録の期待がかかる。

近年は高校生のスピード化が止まらない。12年夏、花巻東(岩手)の3年生だった大谷翔平(現ドジャース)が岩手大会で160キロを出した。春、夏、秋を含めた公式戦で、大台突破はこの1例しかない。

大船渡(岩手)の3年生、佐々木朗希(現ドジャース)は19年4月のU18候補合宿での紅白戦で、バックネット裏のスカウトのスピードガンで163キロを計測。公式、非公式問わず、計測された中では一番のスピード記録とされる。

なお、甲子園大会では01年夏、日南学園(宮崎)の寺原隼人のスピードボールがメジャー球団のスピードガンで98マイル(約158キロ)を計測している。

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