
<センバツ高校野球:健大高崎9-1花巻東>◇26日◇準々決勝
健大高崎(群馬)の石垣元気投手(3年)が3番手で登板、球場表示で球速155キロを計測した。
高校野球の甲子園大会で球場スコアボードに表示されたスピードとしては春夏通じて最速タイ。自身の最速は158キロで、今後、新記録の期待がかかる。
近年は高校生のスピード化が止まらない。12年夏、花巻東(岩手)の3年生だった大谷翔平(現ドジャース)が岩手大会で160キロを出した。春、夏、秋を含めた公式戦で、大台突破はこの1例しかない。
大船渡(岩手)の3年生、佐々木朗希(現ドジャース)は19年4月のU18候補合宿での紅白戦で、バックネット裏のスカウトのスピードガンで163キロを計測。公式、非公式問わず、計測された中では一番のスピード記録とされる。
なお、甲子園大会では01年夏、日南学園(宮崎)の寺原隼人のスピードボールがメジャー球団のスピードガンで98マイル(約158キロ)を計測している。