
<センバツ高校野球:横浜8-7沖縄尚学>◇24日◇2回戦
横浜は甲子園通算93試合目で同校初の「ルーズベルトゲーム」(スコア8-7)に勝利。次々にリリーフを投入し、延べ6人継投の人海戦術で沖縄尚学の反撃をかわした。
最近のセンバツでは23年作新学院が英明戦で延べ6人継投の勝利をマークしているが、横浜では敗戦も含め最多人数。これまでは17年夏の秀岳館戦で右翼手の万波中正が投げるなど、敗戦で記録した5人(3度)が最多だった。
3回表までに5点をリードした。横浜が甲子園で5点以上をリードした試合は、これで27戦全勝。渡辺元智監督の時代から続く不敗記録を守った。横浜の主な継投といえば80年夏の愛甲猛、川戸浩、03年春の成瀬善久、涌井秀章の強力コンビがいたが、23年夏からベンチ入りが20人に増えてリリーフ陣も多彩になってきた。【織田健途】