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開幕まで1週間、パ・リーグ各球団開幕投手の調整具合は? 担当記者が分析


日本プロ野球・パ・リーグの開幕戦が3月28日に行われる。注目の開幕投手には、西武の今井達也と日本ハムの金村尚真が挙げられる。今井は「脱力したように見える投法」から150キロの直球とスライダーを駆使し、打ちにくい投手とされる。一方、日本ハムの金村は投球フォームに試行錯誤しつつ、巨人とのオープン戦で6回1失点の好投を見せた。ソフトバンクでは有原航平が安定した成績を残し、ロッテの小島和哉は新たな変化球やフォームに取り組む。オリックスの宮城大弥と楽天の早川隆久もそれぞれ自身の調整を行っている。

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<パ・リーグ編>

プロ野球はセ・リーグ、パ・リーグともに28日に開幕する。開幕1週間前となった21日のオープン戦では、ヤクルト奥川、日本ハム金村を除く計10人の開幕投手が先発。各球団の担当記者が、これまでの調整具合を分析しました。

   ◇   ◇   ◇

【西武VS日本ハム】28日18時 ベルーナドーム

▽西武今井達也(2年連続2度目) “脱力したように見える投法”から150キロ直球と不規則なスライダー。本格派ながら打ちづらい要素満載の投手

▽日本ハム金村尚真(初) しっくり来ていなかった投球フォームを試行錯誤も、開幕前ラスト登板の19日巨人戦は6回1失点と好投締め。上り調子で開幕へ

【ソフトバンクVSロッテ】28日18時30分 みずほペイペイドーム

▽ソフトバンク有原航平(2年連続4度目) オープン戦は3試合に先発し、12回を2失点、防御率1・50と安定。春季キャンプは独自調整が許された「S組」で逆算してきた

▽ロッテ小島和哉(3年連続3度目) 新たに取り組んでいる変化球やフォームの修正を続けながら調整中。自身3度目の開幕投手へ練習量を増やして追い込んできた。

【オリックスVS楽天】28日18時半 京セラドーム大阪

▽オリックス宮城大弥(2年連続2度目) 新たに取り組んでいる変化球やフォームの修正を続けながら調整中。自身3度目の開幕投手へ練習量を増やして追い込んできた

▽楽天早川隆久(2年連続2度目) キャンプ期間の実戦登板はなかったが、きっちり仕上げてきた。変化球で改善の余地があるというが、開幕へ向け視界は良好だ。

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