
<セ・リーグ編>
プロ野球はセ・リーグ、パ・リーグともに28日に開幕する。開幕1週間前となった21日のオープン戦では、ヤクルト奥川、日本ハム金村を除く計10人の開幕投手が先発。各球団の担当記者が、これまでの調整具合を分析しました。
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【巨人VSヤクルト】28日18時15分 東京ドーム
▽巨人戸郷翔征(2年連続2度目) 今季から新球種にカットボールが加わった。球速は140キロ台中盤も開幕後は上がってくる。甲斐との新バッテリーで臨む
▽ヤクルト奥川恭伸(初) キャンプ序盤から好調をアピール。下半身コンディション不良で一時離脱も復調し、初の大役となった。実戦は3試合で11回2/3 2失点
【広島VS阪神】28日18時 マツダ
▽広島森下暢仁(初) 変化球の仕上がりが良く、チェンジアップとフォーク立て変化の使い分けも効果的。中心としての自覚が芽生え、精神的に成長
▽阪神村上頌樹(初) 新旧スライダーに手応え十分。7日は昨年日本一のDeNA打線を相手に3回完全投球。安定感抜群の23年MVP右腕
【DeNA VS 中日】28日18時半 横浜
▽DeNA東克樹(2年連続3度目) 実戦2試合目までは新フォームの弊害でリリースポイントが高く、制球が乱れたが、3試合目からは新フォームを捨てて本来の姿に
▽中日高橋宏斗(初) エースの自覚も強く初の開幕戦もやる気満々。直球、スプリットに続く第3の球種として今季磨きをかけたカーブで幅広がる