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【ヤクルト】奥川恭伸が6年目で初の開幕投手「やっぱり勝たなきゃ意味がない」


ヤクルトの奥川恭伸投手が初の開幕投手に指名されました。23歳の奥川選手は、神宮こぶし球場での練習で調整を行い、「チームとして良いスタートを切り、勝ちたい」と意気込みを語りました。彼は以前、広島戦で5回無失点を記録し、続く試合での活躍が期待されています。開幕戦では巨人の戸郷投手との対決が予定されており、過去の対戦成績が良いことから期待されています。また、チームのスローガン「捲土重来 2025」の下で、今シーズンの復活を目指しています。

ヤクルト対オリックス 試合前、笑顔でウォーミングアップするヤクルト奥川(撮影・河田真司)

ヤクルト奥川恭伸投手(23)が開幕投手に決定した。

14日、神宮こぶし球場でキャッチボール、ダッシュなどで調整。6年目で初の大役を任され、「個人としても、チームとしてもいいスタートが切れるように。何とか勝ちたい。やっぱり勝たなきゃ意味がないというか、開幕を任せてもらえる以上は勝ちたい」と引き締めた。

5回4安打無失点だった8日のオープン戦広島戦の翌9日に高津監督に呼ばれた。指揮官から「中9、中9(日)で行って東京ドームの初戦で投げるよ」と指名を受けた。次戦は18日阪神戦に登板予定の奥川は「自分だと思っていなかったのでビックリしました。うれしさというよりも驚きましたね。えっという感じでした」と振り返った。

キャンプでは下半身のコンディション不良で一時離脱するも、3月は2試合に登板し、7回無失点と結果を示していた。「キャンプで離脱があったりとか、実績的にも全然、開幕投手に選ばれるようなピッチャーではないが、そういうのは関係なしに。相手は戸郷投手ですけど、しっかり投げ勝てるように」。通算で巨人戦の成績は4試合で3勝0敗、防御率1・96と好相性のデータも残る。今季のチームスローガンは「捲土重来 2025」。復活を懸ける右腕がシーズンの船出のマウンドに立つ。

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