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【ヤクルト】2年ぶり開幕ローテ狙う石川雅規の“難敵”は…「去年くらいからデビューしました」


ヤクルトの45歳ベテラン投手、石川雅規が2年ぶりの開幕ローテーション入りを狙っている。3日、神宮球場の室内練習場でキャッチボールやダッシュなどのトレーニングを行い、翌日のオープン戦(ソフトバンク戦)に向けて調整を続けた。石川は昨シーズンから悩まされている花粉症とも戦いつつ、強敵ソフトバンク打線を相手に結果を残すことを目指している。ソフトバンクの柳田、山川、近藤といった強力な選手陣と対決し、強いアピールをする絶好の機会と捉えている。チームは高橋と吉村などが開幕投手を争っており、石川は他の先発候補選手とも競争が激しくなっている。石川は「内容よりも結果を」と試合の重要性を明言した。

キャッチボールをするヤクルト石川(撮影・上田悠太)

ヤクルト石川雅規投手(45)が2年ぶり開幕ローテを手繰り寄せる。3日、神宮球場の室内練習場で、先発を予定する4日のオープン戦ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)に向けて調整した。ダッシュ、キャッチボールなどを行い、「結果を出したい。それだけ」と意気込んだ。

球界最年長のベテラン。昨季から春に新たな“難敵”も生まれた。「花粉がヤバいです。もやもやします。去年くらいからデビューしました」と0・03ミリの見えない粒と戦う。舞台はドームだけに花粉は問題ないが、マウンドでは巨大な敵に立ち向かう。ソフトバンクは柳田、山川、近藤と主軸が4日から実戦出場の予定。今季2度目の実戦で、強力布陣を抑えれば、最高のアピールとなる。

高津監督はキャンプ打ち上げの2月26日に「(先発が)4枚足りない」と言った。先発陣は開幕投手を争う高橋、吉村の2枚に、復活を目指す奥川、小川、左腕の山野がアピールを続ける。まだ来日していない新外国人ペドロ・アビラ投手(28=ガーディアンズ)、金久保、5日ソフトバンク戦に先発見込みの高梨らと枠を争う。前回登板の2月23日DeNA戦は2回3安打1失点だった石川は「内容よりも、とにかく結果」と強調した。【上田悠太】

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