
<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本2-0バーレーン>◇20日◇C組◇第7戦◇埼玉
日本を8大会連続となるW杯出場に導いたMF鎌田大地(28=クリスタルパレス)の先制弾が、話題になっている。
後半18分に交代出場でピッチに立った鎌田は、同21分にMF久保建英(23=Rソシエダード)からのパスをゴール前で受けた。そこで繰り出したのが、ボールを上から芝にたたきつけるようにしてボールを浮かすテクニカルショット。浮いたボールはGKを越えて、ゴールに吸い込まれた。
このシュートは、レアル・マドリードなどで活躍した元ドイツ代表MFメスト・エジルが得意としたもので「エジルキック」とも呼ばれるものだ。
重要な場面でこれを決めた鎌田は「特に考えてなかった。GKと1対1になって、普段練習でやっていることが出たという感じ。特にこれをしようっていうわけじゃなかった」と冷静に説明したが、緊迫の場面で高度なスキルを発揮したことに、周囲は驚きを隠せなかった。