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【日本代表】鎌田大地の“エジルキック”でW杯へ 「普段練習でやっていることが出た感じ」


ワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、日本代表はバーレーンを2-0で破り、W杯8大会連続出場を決めた。試合のハイライトは、クリスタルパレスに所属するMF鎌田大地が、後半18分に交代出場した直後に決めた先制ゴール。この時、鎌田はMF久保建英からのパスを受け、GKとの1対1の局面を迎えた。そこで彼は「エジルキック」と呼ばれるテクニカルショットを披露。このゴールが日本に勢いを与えた。鎌田は「特に考えてなかった」と冷静に振り返りながらも、その高度なスキルは観客を驚かせた。

日本対バーレーン 後半、先制ゴールを決める鎌田(右)(撮影・江口和貴)

<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本2-0バーレーン>◇20日◇C組◇第7戦◇埼玉

日本を8大会連続となるW杯出場に導いたMF鎌田大地(28=クリスタルパレス)の先制弾が、話題になっている。

後半18分に交代出場でピッチに立った鎌田は、同21分にMF久保建英(23=Rソシエダード)からのパスをゴール前で受けた。そこで繰り出したのが、ボールを上から芝にたたきつけるようにしてボールを浮かすテクニカルショット。浮いたボールはGKを越えて、ゴールに吸い込まれた。

このシュートは、レアル・マドリードなどで活躍した元ドイツ代表MFメスト・エジルが得意としたもので「エジルキック」とも呼ばれるものだ。

重要な場面でこれを決めた鎌田は「特に考えてなかった。GKと1対1になって、普段練習でやっていることが出たという感じ。特にこれをしようっていうわけじゃなかった」と冷静に説明したが、緊迫の場面で高度なスキルを発揮したことに、周囲は驚きを隠せなかった。

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