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【清水】2季連続キャプテン北川航也「勝つしかない」東京Vとの開幕戦はリベンジマッチだ


2025年のJリーグ開幕に伴い、清水エスパルスのキャプテンを務めるFW北川航也が意気込みを語った。北川は自身がキャプテンを務めた昨季、チームをJ1昇格に導くために12得点を挙げるなど大きく貢献してきた。今季も同様に自然体で臨み、2018年のキャリアハイ(13得点)を超えることを目標としている。特に注目されるのは、J1昇格プレーオフ決勝で悔しい思いをした因縁の東京ヴェルディ戦でのリベンジ。この試合は単なる開幕戦以上の重要性を持ち、クラブの威信をかけた一戦として捉えられている。北川は幼少期からこのクラブのためにプレーしており、開幕戦での勝利に強い決意を見せている。

2025Jリーグ開幕イベントで自己PRする清水北川(撮影・江口和貴)

25年のJリーグが14日に開幕する。日刊スポーツ静岡版では県勢4クラブ(清水、磐田、藤枝、沼津)の主将4選手に意気込みを聞いた。3季ぶりJ1復帰の清水は下部組織出身のFW北川航也(28)が2季連続でキャプテンに就任。23年J1昇格プレーオフ(PO)決勝の再戦となる因縁の東京V戦(16日、国立)でリベンジを誓った。J2磐田は元日本代表GK川島永嗣(41)がチームを束ね、J2藤枝はDF中川創(25)が後方からチームを鼓舞する。J3沼津はMF菅井拓也(33)が、今季も主将を務める。

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なるべくして、キャプテンに就任した。清水の北川は2季連続で大役を務める。鹿児島キャンプ前の1月下旬に秋葉忠宏監督(49)から打診され、キャンプ後の今月4日に正式決定。13歳から下部組織でプレーする生え抜きは「光栄なことだし、誇りに思う。断る理由はない」と快諾した。

清水の「顔」として3季ぶりのJ1に挑む。それでも、「やることは変わらない」と強調する。キャリア初の主将を務めた昨季はチーム最多12得点を挙げ、J1復帰に大きく貢献した。「キャプテンらしくないところが自分の良さ」と、今季も自然体を貫く。ただ、結果にはこだわる。個人目標は「2018年のキャリアハイ(13得点)を超えたい」。今季も目に見える結果で引っ張るスタンスは変えるつもりはない。

J1での再出発となるシーズンの初陣は東京Vと国立でぶつかる。北川は「あの日の悔しさは一瞬たりとも忘れたことはない」。「あの日」とは、23年12月2日のJ1昇格PO決勝。1点リードの後半追加タイムにPKで追いつかれ、J1昇格を逃した。試合後に涙を流すチームメートやサポーターの顔は鮮明に覚えている。雪辱を誓った昨季はJ2優勝。忘れたくても忘れられない試合がJ1復帰への原動力になっていた。

清水で主将を務める重責も分かっている。「小さい時からこのクラブを見てきている。あの悔しさを払拭(ふっしょく)するためには勝つしかない」。開幕戦は単なる1試合ではなく、クラブの威信をかけたリベンジマッチ。オレンジの誇りを知るエースが緑に牙をむく。【神谷亮磨】

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