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下條アトムさん死去、78歳「ウルルン」ナレーションなど声優業でも活躍 急性硬膜下血腫で闘病


俳優・声優の下條アトムさんが78歳で1月29日に急性硬膜下血腫により亡くなったことが発表されました。下條さんは東京都出身で、有名俳優の下條正巳さんと元女優の田上嘉子さんを両親に持ちます。NHKのテレビ小説「信子とおばあちゃん」で俳優デビューし、「相棒」「仮面ライダー響鬼」などに出演。またTBS系「世界ウルルン滞在記」のナレーションやエディ・マーフィーの吹き替えで声優としての地位も確立しました。急性硬膜下血腫とは頭蓋骨の下で脳の間に出血がたまり圧迫する症状で、高齢者に多い疾患です。事務所は故人の遺志によりお別れの会は予定しておらず、香典や供花を辞退しています。昨年には映画「八犬伝」にも出演していました。

下條アトムさん

俳優、声優の下條アトム(しもじょう・あとむ、本名同じ)さんが1月29日に亡くなっていたことが13日、分かった。78歳だった。所属事務所が公式サイトで発表した。23年9月に急性硬膜下血腫を患って闘病しており、体調が急変。そのまま都内の病院で帰らぬ人となったという。葬儀は近親者のみで執り行った。

所属していたトム・プロジェクトは「弊社所属俳優下條アトムが令和7年1月29日に逝去いたしました。享年78でした」と報告。「応援してくださった多くの皆さま、お世話になりました関係者の皆さまの生前のご厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。誠に勝手ながら御香典・御供花等の儀はご辞退申し上げます。また故人の遺志により、お別れの会などは予定しておりません」とした。

下條さんは東京都出身で父は俳優下條正巳さん、母も元女優の田上嘉子さん。俳優として活躍し、約12年間務めたTBS系「世界ウルルン滞在記」のナレーションなど、声優業でも活躍した。闘病前まで活動は続けており、昨年10月公開の役所広司主演映画「八犬伝」にも出演するなどしていた。

急性硬膜下血腫は頭蓋骨の下で脳を覆う硬膜と脳の間に出血した血液が急速にたまり、脳を強く圧迫する症状。一般的には転倒などによる頭部外傷でなることが多い。高齢者に起こりやすく、意識障害や半身まひなどもしばしば発生する。

◆下條アトム(しもじょう・あとむ)1946年(昭21)11月26日生まれ、東京都出身。戦後間もない頃に生まれ、アルファベットのAから始まること、原子力の平和利用などへの願いも込め、原子を意味する「atom」から名付けられた。69年NHK連続テレビ小説「信子とおばあちゃん」でドラマデビュー。テレ朝系「相棒」シリーズ、「仮面ライダー響鬼」などに出演。30代ころから声優活動も始め、フジ系「ゴールデン洋画劇場」などでのエディ・マーフィーの吹き替えなどで親しまれた。

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