カーショー「僕はドジャー」正式に再契約 １年11.6億円で出来高最大で13.2億円

ドジャースのクレントン・カーショー（2024年10月5日撮影）

ドジャースは13日（日本時間14日）、先発左腕クレイトン・カーショー（36）と正式に再契約したことを発表した。1年750万ドル（約11億6000万円）で、先発登板数などに応じた出来高が付く。USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者によると出来高は最大で850万ドル（約13億2000万円）になるという。

今季が18年目のカーショーはこれまで最優秀防御率に5度、最多勝に3度、奪三振王に3度輝き、11年に投手3冠で初のサイ・ヤング賞受賞。同賞には3度輝き、3度目だった14年にはMVPとダブル受賞となった。昨年は左肩手術から復帰したが足の親指を痛めたため7試合の登板にとどまり、昨年11月に足親指の手術。今季は6月ころに復帰が見込まれており、開幕は60日間IL入りでスタートする。通算3000奪三振まであと32と大記録が迫っている。

正式契約を終えたカーショーは複数の地元メディアに対し「僕はドジャー。この球団に本当に感謝している。生涯1球団でプレーするメリットを考えたことはあまりなかったが、本当に特別なことだ」と話し「あと何年プレーするかということは考えず、1年1年やっていく」と話した。