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ジャイアンツが本拠を置くサンフランシスコ市は5日(日本時間6日)、メジャー歴代最多762本塁打を誇るバリー・ボンズ氏(60)の背番号「25」にちなみ、2025年2月5日をバリー・ボンズ・デーに制定したと発表した。
ボンズ氏は「ルーリー市長とサンフランシスコ市からの表彰を大変光栄に思います。今日は私の22年間のキャリアを祝うだけでなく、長年にわたって私を支え、応援してくれたファンやコミュニティーを祝う日。2025年2月5日は、愛する街で、家族と呼べる多くのファンの前で、誇りを持って背番号25を付けたことを思い出させてくれる素晴らしい日です」と、感謝の声明を出した。
ボンズ氏は86年にパイレーツでデビューし、7年間プレーした後、93年にジャイアンツ移籍。移籍1年目で46本塁打、123打点を挙げ本塁打と打点の2冠に輝き、01年にはメジャー記録のシーズン73本塁打を放った。MVP最多7度、オールスター選出14度、ゴールドグラブ賞8度、シルバースラッガー賞12度を誇る。762本塁打、2558四球はともにメジャー記録で、唯一の「500本塁打、500盗塁」を達成している。だが薬物使用疑惑が取り沙汰され、野球殿堂入りは果たしていない。18年に背番号「25」がジャイアンツの永久欠番となった。