床に転がって「ふわあああ」と大あくびをしている猫ちゃん、よく見ると口がとんでもない開き方をしています。
アゴが外れてお腹のあたりまで落ちてしまったようなそのビジュアルは、アニメキャラクターさながら。いったいこの猫ちゃんに何が起きたのでしょうか。
飼い主さんがXに投稿した画像に写っているのは、黒猫の男の子・あおくん。
お布団の上に横になり、前後の足をぐっと伸ばしながら大きくあくびをしています。ぱっくりと開いた口は、よく見ると、下アゴがどこにもありません。牙の飛び出た上アゴと、赤い舌は確認できますが、その先がいったいどこへ続いているのやら。
あおくんは実は口のサイズが通常の猫の数倍あるスーパーキャット……ではなく、画像が撮影された角度の問題で、肩のあたりに下アゴが隠れてしまっているだけ。
あおくんの綺麗な黒い毛並みによって、口と胴体の輪郭が曖昧になり、まるで1つの巨大な口になっているかのように錯覚してしまうようです。
自ら撮影した飼い猫の姿に「なんやこれは!」と衝撃を受け、Xに投稿した飼い主さん。投稿は瞬く間に拡散され、2月19日の14時時点で、3.4万リポスト&30万いいねを集める結果に。
アニメキャラクターのようなあおくんの姿には、国内外のユーザーから沢山のリプライが寄せられるとともに、「この姿を見て何を思い出したか」の大喜利合戦も勃発。
名前が挙げられたのは「トムとジェリー」のトムや、「ポケモン」のゴルバットといったアニメキャラクターから、声優の宮野真守さんまでさまざま。
飼い主さん自身は撮影当時「アラジン」を鑑賞中だったため「ジーニーに似てると思っていました」と話しています。
投稿された画像はタネが分かっても、やっぱりアゴが外れたように見えてしまい、「下アゴは隠れてるだけ、下アゴは隠れてるだけ」と言い聞かせることでようやく、正常に見えます。
人間の脳とは不思議なものですね。
<記事化協力>
「あおくん」さん(@aoiskeytail)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025022002.html