ヤクルトは12日、前ロッキーズのピーター・ランバート投手(27)を獲得したことを発表した。年俸は160万ドル(約2億4000万円)+出来高払い。単年契約で、背番号は「39」に決まった。150キロを超える速球、変化球も豊富な右腕で、奥村国際グループ担当部長は「2ケタ目指して、やってもらいたいです」と先発で期待した。
かつて、ヤクルトでプレーしたマクガフからもお墨付きをもらった。同部長は「マクガフはよく知ってるみたいで『いい投手を取ったね』と。『彼はやるよ』と連絡が来た」と公表。メジャーでは今季28試合に登板し、2勝5敗、防御率5・72。通算では74試合に登板し、8勝19敗、防御率6・28で、27歳と若く、伸びしろも期待される。
11日には、前マーリンズのマイク・バウマン投手(29)の獲得を発表。メジャー通算134試合に登板した守護神候補に続き、先発補強にも成功した。今季、ドジャース戦で大谷から空振り三振を奪った右腕は、球団を通じ「マウンド上で常にチームのために全力を尽くします。明治神宮球場でお会いすることが楽しみです」とコメントした。