三井住友カードは還元率0.5%と、決して高還元ではありません。
しかし、特定のお店で利用すると還元率がアップするサービスがあります。
今回、そのサービスがさらにパワーアップしました。
10/10でd払い(iD)が新規申込終了 期限内の手続きか、「dカードのiD」へ乗り換えを
「選んだお店で+0.5還元」からモスバーガーが除外
≪画像元:三井住友カード≫
三井住友カードには「選んだお店で+0.5還元」というサービスがあります。
よく行く街の対象店舗を最大3つまで登録すると、登録店舗での利用分に対して通常ポイントに加えて、200円利用ごとに0.5%分のポイントが還元されるサービスです。
デイリーヤマザキ、ライフ、マツキヨ、スターバックスカードオンラインチャージなどが対象店舗です。
ただし、商業施設内にある店舗、ガソリンスタンド併設店舗、その他一部の店舗では対象になりません。
Visa、Mastercard、iD(含むApple Pay、Google Pay)の利用分が対象で、対象カードを登録したQRコードやバーコードなどのスマホ決済アプリなどの利用分は対象外です。
以前はモスバーガーも含まれていましたが、10月からは対象外となりました。
「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」にモス・ミニストップが追加
≪画像元:三井住友カード≫
ではモスバーガーで三井住友カードを使うと損かというと、そんなことはありません。
三井住友カードには「選んだお店で+0.5還元」以外にも、「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」というサービスもあります。
対象のコンビニ・飲食店で、カード現物のVisaタッチ決済・Mastercardタッチ決済、スマホのVisaタッチ決済・Mastercardタッチ決済で支払うと、還元率がアップするサービスです。
カード現物のVisaタッチ決済・Mastercardタッチ決済は5%還元、スマホのVisaタッチ決済・Mastercardタッチ決済なら7%還元されます。
10月より、このサービスにミニストップとモスバーガーが加わりました。
モスはサービスの鞍替えで、結果的に還元率アップになります。
プラチナプリファードでのモスバーガー利用時のポイント加算条件が「タッチ決済のみ」に
≪画像元:三井住友カード≫
「三井住友カードプラチナプリファード」には、プリファードストア(特約店)のサービスがあります。
対象の特約店で利用すると、通常ポイントに加えて利用金額の1~9%分のポイントが還元されるサービスです。
エクスペディア、さとふる、ANA、セブン-イレブンなどが対象の特約店です。
「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」とは異なり、以前からプリファードストアにモスバーガーがあります。
10月から、モスバーガーのポイント加算条件が変更され、「タッチ決済」のみがポイント加算の対象となりました。
「iD」「カードの差し込み」「磁気取引」は対象となりません。
しかも、スマホのVisaのタッチ決済利用分は「+6%還元」、カード現物のVisaのタッチ決済利用分は「+4%還元」と差ができました。
USJでの還元率が5% → 7%にアップ
≪画像元:三井住友カード≫
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とユニバーサル・シティウォーク大阪で、三井住友カードのVisaタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用すると、9月30日までは5%還元されていました。
10月1日から、還元率が7%にアップしました。
プリファードストアにもこの2つは含まれており、還元率も同じ7%、支払い方法はVisaタッチ決済のみです。
オンラインストア、WEBチケットストアでの支払いは対象となりません。
1回1万円以上の支払いではタッチ決済を利用できず、他の支払い方法では7%還元にならないので、注意してください。
対象店舗を調べておこう
コンビニや飲食店など、三井住友カードを利用して高還元になるお店はたくさんあります。
対象店舗をよく調べて、自分がよく行くお店が含まれているか確認するといいでしょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
楽天Edy、楽天キャッシュへのルート開通で急激に注目度アップ 現在の還元率がいつまで持つか先行きを心配しています