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こう着も来年に向けた先高観は強い


 26日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。昨日は海外市場がクリスマスの祝日と休場となるなか、東証1部の売買高は今年最低となった。本日も欧州市場では休場になるため、海外勢のフローは期待しづらいところである。

 ただし、個人主体の売買は活発であり、直近IPO銘柄などにはリバウンドを狙った短期資金が集中していた。また、薄商いの中でインデックスに絡んだインパクトも大きく、日銀のよるETF買い入れへの思惑等も需給面で下支えとして意識されよう。

 物色としては個人主体の中小型株が中心になろう。2018年も注目されよう政府主導の働き方改革の他、仮想通貨、次世代電池といった関連銘柄に対する物色が強まるとみておきたい。また、昨日はインデックスに絡んだ売買の影響とはいえ、ファナック<6954>、安川電<6506>が指数寄与上位だった。トランプ政権に対する期待等から来年に向けた先高観も強く、見直し買いを入れてくる可能性はありそうだ。

 祝日明けの米国市場においても、薄商いながらも減税による恩恵を受ける企業への物色がみられるようだと、支援材料になりそうである。日経平均は22900円処でのこう着ながらも、引き続きもち合いレンジからの上放れを意識したスタンスとなろう。
(村瀬智一)


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