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「報道特集」山本恵里伽アナ、大阪万博に不安「何か起きてからでは遅い」「子供たちに分断が…」


TBSの山本恵里伽アナウンサーは、大阪・関西万博の開幕前夜に、報道番組「報道特集」で、同万博に対する現地の不安についての取材を報告しました。番組では、ガス漏れの危険性、豊中市の保護者からの嘆願署名、IR用地問題について議論されました。山本アナは特に、保護者が万博への学校行事参加に反対する声に注目し、強制参加の形が子供たちに社会的分断を生むと指摘。また、修学旅行での訪問を悩む親の心情も取り上げ、開幕に先立って安全対策の強化を求めました。

TBS山本恵里伽アナウンサー(2017年3月撮影)

TBS山本恵里伽アナウンサーは、12日放送の同局系「報道特集」(土曜午後5時半)で、開幕前日となった大阪・関西万博をめぐってコメントした。

番組では、村瀬健介キャスターが現地のパビリオンの建設が進んだ様子を報道。一方で、今月6日に守口市の寺本けんた市議が会場内のガス抜き菅に爆発の危険性のある濃度のガスを検知したと主張したことや、豊中市の保護者の一部が「学校行事での万博訪問」の見直しを求めていること、跡地のIRに莫大(ばくだい)な公費が投入されること、IR用地の賃料に「安すぎる」との指摘があることなどを伝えた。

建設中を含め、3度の現地取材をしたという村瀬キャスターは「万博協会の皆さんや、世界各国のパビリオンのスタッフの皆さんの思いの詰まった万博ですから、ぜひ、大きな事故や災害なく成功して欲しいとは思うんですけど、正直現場を見て、メタンガスの対策については本当に大丈夫なのかな、と不安に思ったのが正直なところ」とコメントした。

山本アナは、豊中市に対して学校行事での万博訪問の再検討を求める2万7000以上の嘆願署名を出した保護者を取材し、その声を代弁。「不安な点で言うと、豊中市の保護者の皆さんの声はとても切実だなという風に感じまして。自由参加であれば何も文句は言わない、と。でも学校行事となると、半ば強制参加になってしまうわけで、行く、行かないで子供たちの社会に分断が生まれてしまうんですよね」と語った。

山本アナはさらに「中には修学旅行で万博に行くという学校もあるそうで、修学旅行には行かせてあげたい、でも万博には行かせたくない、そんな葛藤を抱える保護者の方もいらっしゃるということでした」と続けると「明日万博が開幕しますけども、何か起きてからでは遅いですよね」と加えた。

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