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10代の若者たちは、日常的に検索エンジンを利用する際、単語検索と複数ワード検索をどのように使い分けているのでしょうか?また、単語検索の場面と複数ワード検索の場面は具体的に何が異なり、望む情報が得られなかったときにはどのような行動を取るのでしょうか?
【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年2月12日、10代(15歳以上19歳以下)の男女150名を対象に「単語検索vs.複数ワード検索の実態」に関する独自調査を実施し、以下の4点について多角的に分析しました。
【調査1】単語検索(例:「美容院」)を利用する主な理由
【調査2】複数ワード検索(例:「美容院 東京」など)を利用する主な理由
【調査3】複数ワード検索の結果が想定とずれた際に感じる感情
【調査4】複数ワード検索で目的の情報が得られない場合の行動
それでは、最新の調査結果をもとに、10代(15~19歳)が単語検索と複数ワード検索をどのような意図で使い分け、どんなきっかけで複数キーワードを追加し、想定どおりの結果が得られない場合にはどんな対処をしているのかを詳しく見ていきましょう。
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果(1):単語検索(例:美容院)を行う主な理由は何ですか?※複数選択可(注2)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000314971&id=bodyimage1】
(注2)本設問は複数選択可能ですが、回答を3つまでに制限しています。これにより、より明確に単語検索を行う理由を把握することを意図しています。
最も多かった回答は「目的が明確でなく、ざっくりと情報を収集したい」(48.7%)でした。10代の多くが「とりあえず何かを知りたい」という段階で単語検索を行っていることがわかります。
次いで多かったのが「検索ワードの言葉の意味や概要を把握したい」(30.7%)で、検索そのものの入り口として単語を使い、まずは基本的な意味や全体像を確認してからさらに深堀りしていく様子がうかがえます。
一方で、「複数ワードが思い浮かばない」(18.7%)や「検索の初期段階として関連ワードのアイデアを探るため」(19.3%)といった回答も挙がっており、「どのキーワードを追加すべきかわからない」、「どんな観点で検索すれば欲しい情報にたどり着けるか悩んでいる」など、検索ワードの組み立てに対する難しさを感じている10代も一定数存在することがわかります。
また、「位置情報などから、近隣の店舗・サービスが表示されることを期待している」(18%)や「単語でも求めている結果を調べることができている」(18%)という回答からは、単語検索でも十分に目的に合う情報が手に入ると感じている人も多い様子が読み取れます。簡単な単語ひとつでローカルビジネスを検索したり、単独キーワードだけで必要な情報を得られたりするという実感が背景にあると考えられます。
調査結果(2):複数のワード(例:「美容院+東京・駅近・夜遅く・口コミ」など)を使って検索する主な理由は何ですか?(注3)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000314971&id=bodyimage2】
(注3)本設問は複数選択可能ですが、回答を3つまでに制限しています。これにより、より明確に複数のワードを使って検索する理由を把握することを意図しています。
最も多かった回答は「より具体的な情報を得たい」(58.7%)でした。単語検索だけでは十分に目的に合う情報が得られず、10代の多くが複数ワードを組み合わせることで内容を深めたり、ピンポイントで欲しい情報を探したりしていることがうかがえます。
次いで多いのは「目的地や条件を絞り込みたい」(29.3%)と「不要な検索結果を排除したい」(19.3%)という回答です。検索範囲を限定することで、無関係な情報や不要な結果を省きながら、条件に合った店舗やサービスを効率よく見つけたいと考える10代が一定数いることが読み取れます。
また、「口コミや評価を重視している」(17.3%)や「単語だけでは求める情報が得にくい」(17.3%)と回答した層からは、検索精度を高めるために追加キーワードが必要になるケースや、他人の評価・評判を積極的に取り入れたいというニーズがうかがえます。
一方で「特に意識せず、自然に複数ワードを使ってしまう」(17.3%)という回答も同数存在しており、複数キーワードでの検索が10代にとっては当たり前になりつつあるとも考えられます。
さらに「検索経験が豊富で、細かい条件設定が当たり前になっている」(8.7%)という少数派の回答からは、いわゆる“検索スキル”が高い層が一定数いることも示唆されます。
調査結果(3):過去に複数ワードで検索した際、欲しい情報と異なる結果が表示された経験はありますか?そのときに抱いた感情として、最も近いものをお選びください。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000314971&id=bodyimage3】
最も多かった回答は「やや不満だったが、仕方がないと感じた」(30%)でした。複数ワード検索でミスマッチを経験しても「ある程度は仕方ないこと」と受け止めている10代が最も多いことを示しています。
次いで、「特に何も感じず、別の検索ワードをすぐ試した」(28.7%)という回答も高く、検索結果に満足できない場合でも気にせず別の言葉で再検索している層が相当数いるようです。
一方で、「ミスマッチは感じたことがない」(21.3%)と回答している人も一定数存在し、複数ワード検索による精度の高さを実感している層も見られます。
また、「多少のミスマッチはあったが、問題なく情報を得られた」(16%)と回答した層は、多少のズレがあっても欲しい情報を得るのに大きな障害にはならないと感じているようです。
最も少なかったのは「非常に不満・ストレスを感じた」(4%)で、深刻なストレスを受けるほどのミスマッチは少ないようです。
全体的に見ると、検索結果とのミスマッチが起きても「別のキーワードを試す」、「仕方がないと割り切る」、「多少ズレがあっても問題ない」など、柔軟に対応している10代が大半を占めていることがわかります。
調査結果(4):複数ワード検索を行った結果、望む情報が見つからない場合の行動として、最も当てはまるものをお選びください。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000314971&id=bodyimage4】
最も多かった回答は「ワードを調整して再検索する(条件を増やす・減らすなど)」(40.7%)でした。複数ワードで検索しても情報が見つからない場合、10代の多くはキーワードの組み合わせを微調整し、再度検索するという“検索のやり直し”を最初の選択肢にしているようです。
次いで多かったのが、「別の検索エンジンやSNSで同じワードを検索する」(26%)というもので、同じキーワードでも異なるプラットフォームを活用することで情報の幅や精度を高めようとする姿勢がうかがえます。
さらに「専門サイトや口コミサイトに直接アクセスして探す」(14%)という回答からは、より専門性の高い情報源を狙っている人も一定数いることが読み取れます。
一方で「表示された関連情報で妥協する」(10.7%)や「検索を断念し知人やSNSで質問する」(7.3%)といった回答も見られ、すぐには見つからない情報を深追いするより、自分の求める情報に近そうなところで手を打つ層や、周囲の知人・SNSに頼る層も存在しているようです。
全体としては「キーワードを変えて再度検索してみる」、「他のプラットフォームを使ってリトライする」という“検索の継続”に前向きな人が多数派を占めており、10代の柔軟でアクティブな情報収集スタイルがうかがえる結果と言えそうです。
まとめ:10代が示す「単語検索から複数ワード検索」への広がりと実態
今回の調査でまず注目すべきは、単語検索を行う最大の理由として「目的が明確でなく、ざっくりと情報を収集したい」という回答が最も多かったことです。まだ具体的なイメージが固まらない段階で気軽に単語を入力し、そこで得た概要や関連ワードを足がかりに、さらに検索を深めていく10代の姿が浮き彫りになりました。
一方、複数ワード検索では「より具体的な情報を得たい」がトップで、条件を絞り込んだり、不要な情報を省きたいというニーズが大きいことがうかがえます。
さらに、結果が想定とずれる場合でも「やや不満だが仕方ない」と割り切り、キーワードやプラットフォームを変えて再挑戦するなど、柔軟かつ積極的に情報探索を続けている点も特徴的です。
また、情報が見つからないときには「ワードを調整して再検索する」という声が最も多く、諦めずに試行錯誤を重ねる意欲も強いことが明らかになりました。
総じて、10代は初期の単語検索から複数ワード検索へと展開しながら、自分に合う情報を見つけるべく粘り強く行動しているといえます。こうした検索行動は、企業やメディアが10代向けのコンテンツやSEO戦略を考えるうえで、多面的なキーワード設計と検索意図の把握がますます重要になることを示唆しています。
執筆者:城下透子
ランクエスト ライティングチーム編集長
東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。その後、株式会社ecloreに入社。
SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つ。座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。
調査概要
調査日: 2025年2月12日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: 10代(15歳以上19歳以下)の男女
<<調査結果の利用条件>>
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