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最大95%の節水力と高い洗浄力を両立 世界初、ユニバーサルデザインの蛇口を発表 深刻な水不足を救う“メイドインジャパン”を世界の全ての蛇口へ



節水製品などの開発・製造をおこなう株式会社DG TAKANO(よみ:ディージータカノ 本社:東京都台東区 代表取締役:高野 雅彰、以下当社)は、2019年8月6日(火)に最大95%の節水力※と高い洗浄力を両立した、世界のどの地域でも使いやすいユニバーサルデザインの蛇口を発表しました。本製品は当社が開発し、国内、グアム、マカオのレストランやホテルで圧倒的な支持を得ている『Bubble90(バブル90)』の最大95%節水できる技術を吐水口部分に使用。Bubble90はプロユースの業務用としての製品でしたが、本製品は一般家庭でも利用可能となっています。
※当社調べ

Bubble90公式サイト https://www.bubble90.jp/

 「世界の節水」を目的とし、本製品の開発プロジェクトには当社代表・高野のほか、米国シリコンバレーのデザイナーやインド人、フランス人のエンジニア、ブルガリア人のマーケター、エジプト人のセールス担当などの海外出身の当社社員が参画しました。本製品はデザイン段階からアメリカ、中東、ヨーロッパなどの世界各国の水道製品販売代理店にヒアリングを複数回実施。ユーザー目線のマーケティングを地道に積み重ね、洗い方の文化が異なるどの地域でも節水しながらしっかりと汚れを落とし、世界中の家庭にフィットするデザインとなっています。本製品は日本だけでなく世界中のレストランや一般家庭をメインターゲットとして販売し、世界の様々な地域で起きている水不足問題の解決を目指します。
当社はアメリカや中国、インド、フランス、南アフリカなどの世界各国で2019年秋ごろから本製品100機のテストマーケティングを実施し、2020年4月頃に本格的な販売を開始する予定です。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000199414&id=bodyimage1

■「世界の節水」を実現したいー7億人に影響がある世界の深刻な水不足
 今回の新製品を開発した背景には、世界中で起きている深刻な水不足の問題があります。国際連合の「世界水の日(3月22日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長のメッセージ」によると、2030年までに世界で水不足により7億人が避難民となる可能性があると言われています。

出典元1:国際連合「世界水の日(3月22日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長のメッセージ」
(国際連合広報センター 日本語訳)
https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/32528/

 当社は既に『Bubble90(バブル90)』という最大95%の水を節約できる節水ノズルを開発し、2009年より業務用の販売を行っています。このBubble90を世界のレストランや家庭で使用してもらうことで、深刻な水不足の解決をめざすことができると考えました。しかし、世界各国の蛇口はその国の文化によって多様な形をしているため、現状のBubble90を全ての蛇口に対応させることは難しいことが分かりました。
世界の節水を実現するためには、節水ノズルだけではなく、全世界で使える全く新しい蛇口を作らなければならない。そう考えた当社代表・高野は、自ら世界各地に赴いて蛇口のニーズを調査し、様々な洗い方の文化に対応したユニバーサルデザインの蛇口を開発するプロジェクトを立ち上げました。

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【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000199414&id=bodyimage3

■シリコンバレーのデザイナーを起用し実現した、誰もが使いやすいデザインの蛇口
 製作にあたって目指したのは、どのような洗い方の文化を持つ国でも使いやすく、受け入れられるデザイン。例えば、日本では両手で食器を洗いますが、アメリカでは食器洗浄機で食器を洗うことが一般的なため、シンクでは片手で食器の汚れをさっと落とすにとどまります。このような各国の洗い方のニーズをすべて満たして世界中で使える蛇口を作るには、今までにないデザインを考案する必要がありました。
 そこで高野が考案したのが、「吐水口を磁石で自由に取り外せる」デザイン。蛇口の中にロボットアームの技術を組み込み、吐水口をマグネットボールで接着することによって、吐水口を取り外してシャワーのように使用したり、向きを自由自在に変えて使用することが出来る製品が実現しました。

 また、蛇口のデザインに対するニーズも各国で多様です。例えば、アジア圏では「汚れがつきにくく、蛇口本体についた汚れも洗いやすい蛇口」が求められるのに対し、ヨーロッパでは「高級感のある蛇口」が求められています。このようなデザインへのニーズを満たすべく、本製品のデザインは米国シリコンバレーのデザイン会社「Whipsaw」のDan Harden氏に依頼。同社はスマートで使いやすい日用家電のデザインを得意としており、米国のグッドデザイン賞をはじめとした各国の様々なデザイン賞を受賞しています。今回、打ち合わせから製作までにおよそ1年の期間をかけ、各国の洗い方への実用性を保ちながらスタイリッシュな本製品のデザインが完成しました。

 本製品のデザインにたどり着くまで、高野はアメリカ、インド、中国、ヨーロッパや中東、オーストラリアなど世界の複数の地域でヒアリングを重ねています。ユーザー目線に徹底的にこだわり、Dan氏からデザイン案があがるたび、世界各地の水道製品の販売代理店に「このデザインの蛇口は使いやすいか、その土地で売れるかどうか」について聞き取りを行いました。

■世界各国で新製品100機のテストマーケティングを実施
 当社は2019年秋以降、世界各国で本製品のテストマーケティングを実施します。実施地域は、アメリカ、中国、インド、オーストラリア、ドバイ、オマーン、フランス、オランダ、ブルガリア、南アフリカ、エジプトの11カ国。レストランや一般家庭など様々な用途でのテストを行い、to B、to C販売に向けた改善点や効果などを実証します。テストマーケティングの結果をふまえ、2020年4月頃の世界同時販売を目指します。

■新製品の概要
販売予定時期:2020年4月(予定)
製品の販売価格、販売方法、販売日時などについては、2020年1月頃に公表いたします。

■Bubble90(バブル90)とは
 東大阪の業務用ガスコックを製造する技術の一部を受け継ぎ、高野が開発した節水ノズルです。外部電源を使用せずに水圧と空気を利用して水の球を断続的に発射させる脈動流を出すことにより、洗浄力を確保したまま使う水の量を最大95%節約することができます。
 また、本体を回すだけで水量の調節ができるほか、ノズルを下に引っ張るだけでゴミ詰まりをとることができ、簡単にメンテナンスをすることが可能です。現在は主に国内のレストランやスーパー、グアムやマカオのレストランやホテルで使用されており、今後は病院や介護施設、学校などの公共施設や工場などへの導入を目指しています。

株式会社DG TAKANOについて
 株式会社DG TAKANOは社会の課題をデザイン思考で解決します。
 東大阪で業務用ガスコックを製造していた町工場の三代目が、デザイン会社を起業して、最初の課題解決に選んだのが水資源問題。実家の町工場の技術の一部を受け継ぎ、最大95%の節水を可能にする節水ノズル『Bubble90』を製造、販売しています。今後、一般家庭でも使えるユニバーサルデザインの節水蛇口の製造販売やエネルギーモニターシステムの開発などを予定しています。
 また、当社の社員の70%が海外出身者です。現在も節水だけでなく社内で様々なプロジェクトが進行し、日本だけでなく世界の社会課題解決を目指しています。

会社名:株式会社DG TAKANO(株式会社ディージータカノ)
代表者:代表取締役 高野 雅彰
所在地:東京都台東区東上野2-21-3 成宝ビル7階
設 立:2010年9月
事 業:Bubble90(最大95%の節水が可能なノズル)の企画、製造、販売、ITシステム企画開発ほか
資本金:1,000万円
URL: https://www.dgtakano.co.jp/



配信元企業:株式会社DG TAKANO
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