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Xプライズが、2017年の月面着陸ミッションを追及する3番目のグーグル・ルナーXプライズ参加チームとして、チーム「シナジー・ムーン」の打ち上げ契約を検証確認



シナジー・ムーンのチームメンバーであるインターオービタル・システムズが打ち上げ機の提供企業に


ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- Xプライズは本日、賞金3000万ドルのグーグル・ルナーXプライズの一環として、チーム「シナジー・ムーン」の打ち上げ契約を正式に検証確認しました。グーグル・ルナーXプライズは、民間資金によるチームが2017年12月31日までに、無人探査機を月面着陸させることを目指す世界規模のコンテストです。シナジー・ムーンのミッションでは、インターオービタル・システムズが建造して打ち上げるネプチューン8ロケットを使い、月面に月着陸船と少なくとも1台の探査機を運びます。このロケットは2017年下半期に、カリフォルニア沿岸の外洋から打ち上げられます。



2017年にグーグル・ルナーXプライズで競い合うチームは3チームが確定していますが、シナジー・ムーンがその1つとして、スペースILムーン・エクスプレスに加わります。残りの13チームがコンテストに参加し続けるには、2016年12月31日までにXプライズから打ち上げ契約の検証確認を受ける必要があります。



グーグル・ルナーXプライズのシニアディレクターを務めるチャンダ・ゴンザレス-マウラーは、次のように述べています。「シナジー・ムーンの打ち上げ契約は文句なしの成果であり、それを検証確認できたことは大きな誇りです。コンテストの力が既成概念にとらわれない革新を促進できるというXプライズの信念にのっとり、シナジー・ムーンは独自の道を切り開いて、月への到達方法は1つだけではないことを証明しました。」



シナジー・ムーンは国際チームであり、15カ国以上のワーキンググループが参加しています。このチームには、アンサリXプライズに参加したランダ・ミリロン氏とローデリック・ミリロン氏(インターオービタルの共同設立者)が含まれます。アンサリXプライズは、2004年の弾道宇宙飛行を授賞した最初のXプライズ・コンテストです。



シナジー・ムーンの共同設立者であるケビン・マイリック氏は、次のように語っています。「私たちは早くから、重点的に2つのことに取り組むと決めました。それは、打上げ機と打ち上げプロセスが現在の宇宙ミッションで最も高額な要素となっており、これらの代替法を開発すること。そしてより多くの人々が、新しい宇宙時代に関心を持ち、関わり、投資できるようにすることです。打上げ機の提供企業であるインターオービタル・システムズと提携したことで、当チームは両方の目標を積極的に追求できました。」



シナジー・ムーンは、カスタマイズした高速応答・低コストのN8モジール式ロケットシステムを使用します。このロケットシステムは、インターオービタル・システムズがモハーヴェ空港&宇宙港に有するロケット工場と試験施設で、設計・建造・試験を行います。



グーグル・ルナーXプライズを受賞するには、民間資金によるチームが2017年12月31日のミッション終了期限までに、無人探査機の月面着陸を成功させ、最低500メートルの探査を行い、高精細の動画と静止画を地球に送信する必要があります。



チーム「シナジー・ムーン」について



シナジー・ムーンは2009年に、ケビン・マイリック(米国)とNeboj_a
Stanojevi(ボスニア・ヘルツェゴビナ)が共同で設立しました。15カ国以上から参加した個人の連携体であり、メンバーの数は増え続けています。当社の成長プランでは、民間部門からの資金提供のほか、有名なスポンサー機会を独自に取り込んでいます。当社の技術革新により、あらゆる人にとって宇宙旅行と個人による衛星打ち上げが可能になります。詳細については、http://www.synergymoon.comをご覧ください。



インターオービタル・システムズについて



1996年にローデリック・ミリロンとランダ・ミリロンが設立したインターオービタル・システムズは、ロケット・衛星・宇宙機の製造を手掛けています。カリフォルニア州のモハーヴェ空港&宇宙港に位置し、本社/試作/製造センターと、2カ所の民間ロケットエンジン試験施設を有しています。インターオービタルのモジュール式軌道打ち上げシステム「ネプチューン」は、これまでで最も低コストの宇宙到達手段を提供する上で最適です。



グーグル・ルナーXプライズについて



賞金3000万ドルのグーグル・ルナーXプライズは前代未聞のコンテストで、世界各国のエンジニアと起業家を触発し、低コストなロボットによる宇宙探査方法の開発を競うものです。グーグル・ルナーXプライズを受賞するには、民間資金によるチームが2017年12月31日のミッション終了期限までに、ロボット探査機の月面着陸を成功させ、最低500メートルの探査を行い、高精細の動画と静止画を地球に送信する必要があります。詳細については、http://lunar.xprize.org/または@GLXPをご覧ください。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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XPRIZE
Eric Desatnik, 310-741-4892
eric@xprize.org

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