3D Styleeの技術を防災分野でも活用
JKK東京が管理するトミンタワー東雲もVR内覧できるようになる予定
また、東京都と東京都中小企業振興公社が実施する平成29年度「先進的防災技術実用化支援事業」に3D Styleeを基盤技術とするVR防災訓練システム実用化が採択されました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/145675/LL_img_145675_1.jpg
3D Styleeの技術を防災分野でも活用
3D Styleeは、2016年11月のサービス開始以降、使いやすく高品質、リーズナブルな価格が支持され、不動産業界を中心に500社以上に利用されるサービスに成長してきました。今後は3D Styleeの技術をベースに、公共部門での利用や不動産業界以外の防災などの分野でも活用いただけるように、更なる発展を目指していきます。
【1. JKK東京の3D Stylee導入について】
■導入の目的、背景
JKK東京は都内全域に7万戸超の賃貸住宅を管理している特別法人です。JKK東京の住宅の申込みは、ホームページからが中心となっています。そのため、取り扱い物件の360度VRコンテンツ化を進め、JKK東京のホームページ等で発信することにより、子育て世帯や高齢者等の内見が困難な利用者の利便性の向上を目的として導入しました。
■今後の計画
12月中旬にホームページを公開し、3D Styleeを利用した管理物件のVRコンテンツの提供数を拡大する予定です。1年間で100物件程度の360度VRコンテンツ化を目指しています。
【2. 東京都の先進的防災技術実用化支援事業について】
■3D Styleeをベースとした、VR防災訓練システム
簡単にVRコンテンツの制作ができるクラウドソフト「3D Stylee」をベースに、防災訓練用360度VRコンテンツを、低コストで、個々の建物の事情に応じて制作できるソフトウェアを開発します。制作されるコンテンツは通常のウェブブラウザで再生可能なため、スマートフォンやPCで閲覧可能であり、実施する上で特別な機材を必要としません。したがって、対象者が多数となる訓練の実施に適しています。また、参加者はオンラインで参加の報告ができ、管理者は対象者の参加状況を把握できるようになるため、参加率の低さの問題が指摘されている集合住宅の防災訓練に適したものとなります。
■先進的防災技術実用化支援事業とは
東京都及び(公財)東京都中小企業振興公社では、先進的防災技術の普及による都市防災力の向上と産業の活性化を図るため、都内中小企業者等が、自社で開発・製造した都市の防災力を高める優れた技術、製品・試作品の実用化及び販路開拓に係る経費の一部を助成する「先進的防災技術実用化支援事業」を実施しています。
<参考:3D Styleeについて>
■3D Stylee概要
3D Stylee(スリーディースタイリー)は、リーズナブルな価格、直感的な操作で、ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作、編集、管理ができるクラウドソフトです。
2016年11月のサービス開始以来、ユーザー数を順調に伸ばしており、2017年11月現在、小さな街の不動産店舗から大手不動産会社までの不動産業界を中心に500社以上にサービスを提供しています。
ソフトウェア及びVRグラス「カセット」における特許出願技術など、技術力の高さが評価され、2017年2月には、 株式会社ニコンのコーポレートアクセラレータープログラムで最優秀賞を受賞しています。
webページ: https://3dstylee.com
【株式会社エフマイナー概要】
所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-33-3 光雲閣110号
設立 :2013年8月
代表 :代表取締役 森田 博和
資本金:2,300万円