ドローインのやり方をマスターすれば、一生ダイエットがいらない体を手に入れたようなもの。ふだんの生活のなかで腹横筋をトレーニングできます。そんなドローインのやり方をマスターするための3ステップをご紹介。最初は寝姿勢、次にひざ立ち、最後は立った姿勢でドローインします。
ドローインのやり方をマスターする
ドローインのやり方をマスターするためのステップ1は、腹式呼吸でお腹をへこませることから。腹式呼吸はふだんの呼吸とは違って、息を吸ったときにお腹がふくらませて、吐いたときにへこませる呼吸法です。
仰向けで両ひざを立てた寝姿勢で行うことで、腹横筋の動きを意識しながらお腹をへこませる感覚をマスターします。鼻から大きく息を吸ってお腹を最大限まで膨らませたら、口からを息を吐きながらお腹を最大限までへこませてください。
3~4回繰り返すうちに、お腹がふくらんだときとへこんだときの差がどんどん大きくなるのが正しいやり方。腰と床の間に手を入れて、お腹をへこませたときに手が圧迫されていなければ、腹横筋が正しく使えているということです。
ドローインのやり方は腹横筋を意識
ドローインのやり方をマスターのためのステップ2は、ひざ立ち姿勢で骨盤底筋を締めることがポイント。ひざ立ちになって鼻から息を吸ってお腹をふくらませながら、肛門に力を入れて体の中に絞り込むようにするのです。
そして、骨盤底筋を締めたまま息を吐きながらお腹をギュッとへこませます。お尻のほっぺがくぼんでいれば、骨盤底筋が収縮できている証拠です。
ステップ3は立った状態でドローインに挑戦します。頭上から糸で吊るされているイメージで背筋を伸ばし、耳・肩・くるぶしが一直線上になるようにしてください。
この状態でお腹をへこませたドローイン状態を作ったら、へこませた状態をキープしたまま普通の呼吸を行います。しっかり骨盤底筋を締め上げて、腹横筋が使われていることを意識することが、正しいドローインのやり方です。
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