九州で定番の旅行先といったら、博多を有する福岡県やハウステンボスが有名な長崎県が思い浮かぶことでしょう。
しかし、ほかの都道府県にも、それぞれ魅力的な観光地が存在します。
今回は福岡県と長崎県を除く、九州地方のおすすめスポットをまとめてみました。
新しい九州地方の良さを発見したいという方は必見です!
都道府県別!九州のおすすめ旅行スポット
九州地方は福岡県と長崎県だけではありません。
佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県 にも行ってみたいスポットが盛りだくさん。
思わず行ってみたくなる、おすすめ旅行スポットを紹介します。
佐賀県・佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが
佐賀県武雄市にある「ゆめぎんが」は、宇宙に関する展示を楽しめる科学館です。
宇宙飛行士の訓練や月面重力を体験できるスペース・ジム や、夜空を感じられるプラネタリウムといった様々な設備が整っています。
プラネタリウムは時間によって上映される作品が異なるため、あらかじめスケジュールを確認しておきましょう。
また、 青空天文台では昼間に太陽や金星などを観察できますよ。
毎週土曜日の夜には天体観望会が開催されています。
望遠鏡を使って、夜空に浮かぶ星を覗いてみましょう。
静かでロマンチックな時間を過ごせるので、カップルで訪れるのに最適なスポットです。
- 住所:佐賀県武雄市武雄町永島16351
- 営業時間:9:15~17:15(土日祝日は~18:00)
- 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金:常設展示 大人 520円/高校生 310円/小・中学生 200円/幼児 100円
https://www.yumeginga.jp/
熊本県・熊本城
日本三名城の1つに数えられている 熊本城は、熊本県のシンボルになっています。
肥後熊本藩の初代藩主である加藤清正が、慶長6年から7年の歳月をかけて築きました。
毎年秋には黄金に輝く銀杏の葉が見られることから、 銀杏城 とも呼ばれています。
また、日没から24時までの間にライトアップされた熊本城もおすすめです。
時期や時間帯によって異なる姿を見せる熊本城は、何度でも足を運びたい観光地といえるでしょう。
国の特別史跡に指定されている熊本城跡には、 熊本県立美術館や二の丸広場など、家族で楽しめるスポットが含まれています。
熊本城に来た際は、あわせて楽しみたいですね。
- 住所:熊本県熊本市中央区本丸1-1
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:12月29日~12月31日
- 料金:高校生以上 800円/小・中学生 300円/未就学児 無料
https://castle.kumamoto-guide.jp/
大分県・別府温泉
大分県は日本有数の温泉地として「おんせん県」とも呼ばれています。
鶴見岳と伽藍岳という2つの火山がある別府市は、 源泉数と湧出量が日本一。
別府市内各地には数百もの温泉があり、特に古くからある8つの温泉は別府八湯として親しまれています。
また、7つの特徴的な温泉を回る「 別府地獄めぐり 」も人気の観光コースです。
地獄と呼ばれているのは、100度近い源泉の出る温泉噴出口のこと。
赤や青など様々な色に染まった温泉は、本物の地獄を想起させるでしょう。
コバルトブルーの「海地獄」や真っ赤な「血の池地獄」は 国の名勝 に指定されています。
ほかにも「鬼山地獄」は 約80頭のワニが飼育されている 、一度行ったら忘れられない唯一無二の温泉です。
- 住所:大分県別府市
https://www.city.beppu.oita.jp/sangyou/onsen/detail2.html
宮崎県・サンメッセ日南
宮崎県日南市の観光地であるサンメッセ日南は、イースター島から正式許可を得て復元された、 7体のモアイ像が立ち並んでいます。
イースター島の公認で完全復刻を許されたモアイ像が見られるのは、サンメッセ日南が世界で唯一です。
7体のモアイ像は、それぞれ学力運、金運、結婚運、全体運、恋愛運、健康運、仕事運のパワーがあり、触るとご利益があるといわれています。
サンメッセ日南にはモアイ像のほかに、 自然環境への想いが込められた「地球感謝の鐘」 、岩盤浴やレストランなど、見どころが満載です。
家族や友達と足を運んで、日本にいながら海外気分を味わってみてはいかがでしょうか。
- 住所:宮崎県日南市大字宮浦2650
- 営業時間:9:30~17:00
- 定休日:水曜日
- 料金:大人 800円/中・高生 500円/4歳以上 350円
https://www.sun-messe.co.jp/
鹿児島県・屋久島
世界遺産に登録されている 屋久島では、豊かな自然を見ることができます。
九州最高峰の山である宮之浦岳など、1,800級の山々が連なる様子は「洋上のアルプス」と呼ばれています。
樹齢6,000年を超える縄文杉 、約13.8mの巨大な切り株「ウィルソン株」、原生林をハイキングできるヤクスギランドと、見どころは充分です。
屋久島の観光スポットは、それぞれ距離が離れている場合があります。
レンタカーや観光バスが充実しているので、あらかじめ移動手段について考えておきましょう。
鮮度を保ったまま生で味わえる首折れサバ、全国トップクラスの水揚げ量を誇るトビウオ料理など、屋久島はグルメも充実していますよ。
- 住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町
https://www.veltra.com/jp/japan/yakushima/?sid=1554
九州はどの県も魅力的
福岡県や長崎県と比べて、九州地方のほかの県は旅行先としてなかなかスポットが当たらないかもしれません。
しかし、九州はどの県も魅力的で、行ってみたら素敵な体験ができるはず。
「そういえば行ったことがなかった!」という都道府県があったら、一度は足を運んでみることをおすすめします。
富井義括
余暇プランナー
フリーランスのWebライター。1997年生まれ。新潟県出身。現在東京都在住。旅行・イベントをはじめ、幅広いジャンルの記事を執筆中。国内・海外問わず旅行が好きなので、多くの場所へと足を運びたいと考えています。新しい知識を学び続け、わかりやすく情報を発信できるよう心がけています。趣味は読書・映画鑑賞・チェス。