近年では、歴史あるニューアカオ熱海がリニューアルオープンするなど、昭和レトロを醸しつつ、熱海の魅力を掛け算した街づくりが行われ、年々魅力が上がっている静岡県・熱海。
特に、熱海銀座には注目のスポットがたくさんあります。今回は、その熱海の魅力を紹介していきます。そして、すべてのスポットを満喫した後に入る温泉は間違いなく癒しになることでしょう。
熱海のグルメに舌鼓
熱海プリン
「熱海のスイーツ」といったら、 「熱海プリン」 です。特徴的なのは、可愛らしい牛乳瓶に入ったところです。熱海プリンのロゴのカバはなんとかわいらしいことでしょう。ひとつひとつ手作りのプリンは、ひとくち口に入れるとホロリとまろやかに溶けて消えてしまいます。なんとも美味しい食感です。暑い夏におすすめなのは、他ではなかなかお目にかかることが出来ない 「プリンアイス」 です。可愛いプリン味のアイスは、熱海に来たら是非ともご賞味ください。
熱海おさかな丼
熱海は、海に近いことから、多くの海鮮を収穫することが出来ますので、街には多くの海鮮料理であふれています。そこでおすすめなのが熱海で採れた海の幸を味わうことが出来る 「熱海おさかな丼」 です。入ると学生並みのパワーが熱く、そして明るい笑みで、「ようこそ!」と店員さんが口を揃えて迎えてくれます。写真を撮る時は、店員さんみんなで声をそろえて「はい、あ・た・み!」と叫んでくれるのも、ユニークで面白いところです。
このお店のメニュー特徴的なのは、白いご飯の上に豪快に色んな魚介類を乗せた海鮮丼です。種類も豊富なので、行く度に違う種類の海鮮丼を味わうことが楽しみになることでしょう。最初はフレッシュな海鮮丼を楽しみ、食べ進めていったら、そのどんぶりの中に出汁を入れて”お茶漬け風”に味変出来るのも魅力です。
和栗菓子kiito-生糸-
食べ歩きのモンブランなのに、そのお値段はなんど1,200円以上!イートインなら2,000円以上は超えるので、海鮮丼より高いくらい。それでも大人気の理由は、質の高い栗を使った滑らかな栗のクリーム。そして、モンブランとはいえ、様々な種類があること。
注文してから目の前で作ってくれるモンブランは、一種のパフォーマンスです。味も格別!まろやかさなど全く違いますので、熱海を訪れた際にはご賞味ください。
レトロな街並み 熱海を散策しよう!
熱海城
「 熱海城 」の歴史は浅くわずか60年ほどしかないので、松本城や姫路城などのような歴史的建築物ではなく、観光施設です。そのため、お城なのにも関わらず、展望台からは美しい景色を楽しむことが出来るようになっており、下の階に進むごとに江戸時代を学ぶミュージアムになっています。
実際に江戸時代に使用された金庫や駕籠などが展示されていたり、江戸時代に流行したなぞ絵体験をすることも出来ます。実際に江戸時代のなぞなぞを全問正解することが出来たら、景品も貰えますのでチャレンジする価値がありますよ。現代人が考えるなぞなぞとは違いますので、ちょっと難易度は高く、でも楽しい時間となることでしょう。
更に巡っていきますと、未成年入室NGのちょっと大人な浮世絵空間がありますので、外で歩き疲れた時の気分転換にピッタリです。「お城」ではなく「観光施設」なので、景色を眺めながらくつろぐことが出来る「足湯」もありますし、なんと無料で楽しむことが出来るゲームセンターもありますので、歩き疲れたり、急に雨が降ってちょっとした雨宿りをしたい時にはいくらでも時間つぶしをすることが出来る、大人も子供も一緒に楽しめる場所になっています。
MOA美術館
美術が好き、スイーツ好きにはたまらないのが 「MOA美術館」 です。アクセスも良く熱海駅からバスで10分ごとに行くことが出来ます。コインバック式のロッカーがあるのでおみやげなどので大荷物になってから行っても、無料で預け手ぶらで入館出来るのもうれしいところのひとつです。展示物はもちろん、建物も美しく中に入れば天井の美しいプロジェクションマッピングにうっとりすることでしょう。
その天井はまるで万華鏡のように美しく変化しますので必見です。この美術館のテーマは 「日本の文化の情報発信をする美術館をめざす」 であり、そのテーマと通り、東洋の絵画などが多く展示されています。展示されている作品の総数はなんと約3,500点にものぼり、国宝や国指定の重要文化財なども展示されています。
館内のカフェでは、有名なパティシエ・鎧塚氏監修のケーキを堪能しながら、熱海の美しい景色を見ることが出来ます。他には日本料理やそば処など、芸術を楽しんだ後にゆっくりとくつろぐことが出来るスペースがあるのもうれしいところです。
熱海で一番映える「ACAO FOREST(旧アカオハーブ&ローズガーデン)」
もし、熱海旅行で雲一つない晴天に恵まれたなら必ず訪れてほしいのスポットなのが 「ACAO FOREST」 です。青い空と色とりどりの花とのコントラストがとても美しい庭園です。アクセスもとても便利で、熱海駅からバスで15分です。訪れない理由がありません。
庭園の広さはなんと約20万坪。東京ドームにして約13個分の広大な敷地には、12種類のテーマ別ガーデンや神社などが点在しています。どれだけ歩いても、美しい庭園が見ることが出来るので楽しいのですが、「歩くのがしんどい」と思う人のために園内専用のシャトルバスも運行していますので、誰でもてっぺんまで行くことが出来ます。
その庭園も魅力的ですが、まず見てほしいのはギネス級超特大の盆栽。圧巻されること間違いありません!その盆栽の樹齢はなんと約600年。高さは約5m、幅は約10mともいわれ世界最大級の盆栽といわれています。
隅研吾氏が設計した「COEDA CAFE」の周辺にもおしゃれなスポットが盛りだくさん。カフェの横にあるオーシャンガーデンからは、海の青と空の青、そして花の色のコントラストが美しく、素敵な時を作り出し、素敵な一枚と撮影することが出来るでしょう。
大人気なのが、まるでハイジの世界観に入り込んだような気分にさせてくれる巨大な「空飛ぶブランコ」や白い枠でエーゲ海風に素敵な一枚を撮ることが出来る「フレームハウス」。インスタ女子にはたまらないスポットで、素敵な写真が撮れますよ。一日中ずっといても飽きることはないでしょう。
写真映えスポットがたくさんのおしゃれでレトロな街。熱海を楽しもう!
暑い熱海の夏にうれしいプリンアイスに、海の幸を思う存分味わえる海鮮丼、まるでシルクのように美しいモンブランに舌鼓を打ったあとは、おしゃれなアカオハーブガーデンや綺麗なプロジェクションマッピングの天井のMOA美術館を楽しんで、のんびり熱海城でのんびり過ごせばあっという間に時間が過ぎていくこと間違いありません。
公共交通機関でもアクセスしやすい熱海、ぜひおでかけください。
https://www.veltra.com/jp/japan/shizuoka/atami/?sid=1554
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余暇プランナー
英語を学ぶために10代で単身オーストラリアに渡り、現地の大学を卒業しました。在学中はエアーズロックにケアンズ、シドニー、メルボルンと主に東側を旅してきました。帰国後は、オフィスで働いていた時期もありますが、一念発起して退職。現在は、日本各地の宿泊施設で働きながら旅をし、47都道府県制覇を目指しています。