
フリーアナウンサー笠井信輔(62)が21日、自身のブログを更新。学生スポーツの変化について言及した。
笠井アナは「高校野球は"地獄のような練習と過密スケジュール"で大変です が!『野球をもっと楽しもう』という精神が少しずつ芽生えているのではないでしょうか」と投げかけた。
続けて「野球人口減少の一因として、技術向上や勝敗ばかりに目標が集中し、厳しすぎて楽しめないという側面もあるようです。実際に、今大会でも、いじめ問題で試合を辞退したチームがありました。感動の試合の裏には、厳しい現実があるのです」と現状をつづった。
さらに「甲子園でも今大会からは、熱中症対策として真っ昼間に試合をしないという英断が下されました。『そんなことぐらいで負けるな!がんばれ!へこたれるな!』という精神論だけでは、今の子どもたちはついてこないのでしょう。第一健康に良くない」とつづり「『これまでこうだったから』『今までやったことがないから』という古い概念にとらわれず、今の時代に何が求められているのか、子どもたちにとって何が良いことなのか。それを大人たちがやっと真剣に考え始めた、ということなのではないでしょうか。良い傾向だと思います」と考えを示した。