
元乃木坂46山下美月(26)が19日、都内の日経ホールで行われた、水上恒司(25)単独初主演映画「火喰鳥を、喰う」(本木克英監督、10月3日公開)完成披露試写会に登壇。映画のキャッチコピー「この恐怖、ビミナリ」にちなみ、美味なものについて聞かれ「キムチマヨ牛丼」と、意外にも牛丼が好きだと告白した。
山下は「今まで、牛丼屋さんに行くと、必ずネギ玉ラー油牛丼しか頼まなかったんですけど最近、乗り換えまして」と、牛丼屋に通っているという意外な側面を明かした。さらに「常にバックの中に、牛丼屋さんのトッピング無料券を5枚は持ち歩いているので、街中で私を見かけたら、声をかけてくださったら、トッピング券を差し上げます」とまで言い、観客を笑わせた。“夫”の水上が「濃いですね」と驚くと、山下は「ありがとうございます」と言い、笑った。
「火喰鳥を、喰う」は作家・原浩氏の横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作の実写化作品。水上が戦死したはずの祖父の兄貞市が書いたという謎の日記が届く化学者の久喜雄司、初共演の山下は妻夕里子を演じた。「火喰鳥、喰いたい」と、あふれる生への執着が記された日記を読んだ日を境に、2人の周囲で不可解な出来事が頻発するミステリーホラーだ。
この日は、Snow Man宮舘涼太(32)森田望智(28)豊田裕大(26)含め全員が浴衣で登壇。山下は「火喰鳥の登坂がクロ、顔が青、のどが赤…6人そろって火喰鳥。集団で」と本木克英監督(61)含めた6人の浴衣で火喰鳥を表現したと説明。演じた夕里子については「ミステリアス美女…私じゃなく、夕里子。人とは違う特殊な能力を隠しながら生活している妻」と説明した。
◆「火喰鳥を、喰う」 信州で暮らす久喜雄司(水上恒司)と夕里子(山下美月)の元に、戦死したはずの祖父の兄貞市が書いたという日記が届く。最後のページには「ヒクイドリ、クイタイ」とつづられており、その日以来、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘涼太)を加えて真相を探るが、その先に現れたのは驚愕(きょうがく)の世界だった。