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橋下徹氏「辞めるべき」斎藤県知事に失格の烙印「非民主国家の権力者がやること」「怖すぎる」


元大阪市長で弁護士の橋下徹氏は、兵庫県の問題を巡り斎藤元彦知事の対応を強く非難しました。橋下氏は当初、メディアがパワハラ等に焦点を当てたことを疑問視し、斎藤知事が内部告発者を見つけ出し、私的情報を漏らす事で告発の信用失墜を図ったと指摘。「非民主国家の権力者」と斎藤氏の資質に疑問を投げかけました。さらに、兵庫県の第三者委員会が違法行為と認定したにも関わらず、それを受け入れない知事の態度を批判しました。また、情報漏えい者に対する甘い処分に疑問を呈し、「権力者として失格」と斎藤知事の辞任を求めました。

橋下徹氏(2023年7月撮影)

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が4日、カンテレの情報番組「newsランナー」(月~金曜午後4時50分)に出演。兵庫県の一連の問題を巡り、斎藤元彦知事の対応を非難した。

橋下氏はまず「地上波、パワハラおねだりに焦点を絞ったのは間違っている。ここじゃなかった」と、斎藤氏の疑惑について、当初メディアがパワハラやおねだりばかりを報じたことをバッサリ。

その上で、「斎藤さんの問題は権力の使い方が怖すぎる。内部告発者を探しにいって、私的な情報を自分たちの側近の幹部が漏らすことによって、内部告発者は悪い人間だと言いふらして告発の無効化を狙った。自分の疑惑への告発を『こんな悪いヤツが言ってるんだから信用しないでね』と。これね、非民主国家の権力者がやること」と斎藤氏の知事としての資質に疑問を投げかけた。

告発の内容については、さまざまな意見があるとし、「見解が違うから第三者に判断を任せようというのが内部告発制度なんですよ。今回、第三者委員会が『違法だ』と言って、『漏えいの指示をした可能性が高い』と言った。斎藤さん自らお願いした第三者がこういう判断を下したのに、従わないって言ったら、監査なんて成り立たない。第三者委員会の言うことを聞かないんだったら、はじめから第三者委員会の設置なんかしなかったら良かった」と斎藤氏の行動を批判した。

さらに、「斎藤さんの権力の使い方が怖すぎて。私的な情報がネット上に出回っていることも削除要請もすぐやらなかった。内部告発した人は数日で探し当てることができたのに、情報漏えい者は自分の側近中の側近なのに、きちんとつきとめることを数カ月もやってこなかった。自分に都合のいい権力を使うということの恐ろしさを兵庫県のみなさんに分かってほしい。住民に今は影響ないかもわからないけど、絶対に影響してくる。斎藤さんの内部での権力の使い方と、対外的な住民の皆さんに対しての対応があまりにもギャップがありすぎて怖い」と斎藤氏の“ダブスタ”に恐怖心をあらわにした。

斎藤氏はこの日、疑惑告発者の私的情報を漏えいしたとされた井ノ本知明元総務部長について「刑事告発はしないと決めている」と明言した。県議会4会派が3日、告発するよう県に要請していたが、斎藤氏は記者団に「懲戒処分によって社会的制裁を受けている」などとして応じない意向を示した。

この問題では、県の第三者委員会が井ノ本氏による県議3人への漏えいを認定し「知事らの指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいした可能性が高い」との報告書を公表。県は報告書を受け、井ノ本氏を停職3カ月の懲戒処分にした。

橋下氏は「3カ月の停職を決めたのは、最終決定者の斎藤さん。判断がおかしい」と判断を疑問視。「総務部長が情報漏えいをしたことで、誰が1番利益を受けるかというのは斎藤さんだったんですよ。告発が怪しいとなるから。自分の利益になるようなことをやった総務部長を甘い処分にしたのはおかしい。明らかに地方公務員法違反なのは間違いないので、刑事告発すべきですよ。こういう権力の使い方が権力者としては失格だと思うんです」との考えを示した。

兵庫県政の停滞が続くことに「斎藤知事は辞めるべきだと思いますよ。知事失格」ときっぱり。知事失格の烙印(らくいん)を押していた。

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