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フジ問題受け日テレ社長「正すべき部分があるのであれば正していきたい」アンケート実施も明かす


日本テレビ福田博之社長は、フジテレビでのトラブルに関する第三者委員会の報告書を注意深く読んだと述べ、日本テレビとしても業界全体への指摘に応じて襟を正す意向を示しました。日テレは、フジテレビの問題とは無関係に行ったハラスメントに関する社内アンケートでは、社員86%超の回答を得ました。一部の社員からは、パワハラやセクハラの過去の事例が報告され、職場での叱責問題やアルコールに関する文化についての不満の声もありました。今後、日テレは通報窓口の設定や定期研修を通じてハラスメント防止に取り組むとしています。

日本テレビ福田博之社長(2019年撮影)

日本テレビは21日、都内の同局で定例会見を行った。

中居正広氏と元社員女性とのトラブルに端を発する問題で、フジテレビが行った人事刷新についてコメントした。福田博之社長は「お答えする立場にない」としつつ「第三者委員会からの報告書については注意深く読ませていただきました。そこにありました弊社を含むメディアエンターテインメント業界への指摘には当社において襟を正すべき部分があるのであれば正していきたいと思います」とした。

また、3月にハラスメントに関する社内アンケートを行ったことも明かした。フジ問題に関係なく実施予定だったもので、ビジネス上の人権課題を発見するため、3月19日から31日にかけて全社員対象に匿名で実施した。

社員の86%強、1000人以上から回答が得られたといい山田克也取締役は「選択肢式で行い、直近の過去にパワハラやセクハラがあったのかなどを調査しました。数としては多くはないものの、ゼロではなかった。フジテレビの問題で指摘があったような案件は見当たりませんでした」とした。

自由記述欄では「職場で(同僚が)叱責(しっせき)されているのを見て不快に思った」とする声や「(酒席で)お酒を飲まないと失礼にあたるような雰囲気はやめてほしい」という意見もあったという。同取締役は「傾向や課題をいかしてあらためて通報窓口の設定、事例における研修を定期的に行ってハラスメントが起こらないように徹底していきたい」と話した。

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