
女優、タレントのいとうまい子(60)が15日配信のABEMA「NO MAKE」で、大学教授として行った初講義に密着され、メディアや「性接待」について語った様子がオンエアされた。
いとうは、情報経営イノベーション専門職大学で教授としてゼミを持ち、ネガティブに捉えがちなことを発想の転換で本来の力を発揮しやすくする「ヒューニング学」を一年かけて教えていくという。
いとうは初講義で、10代に雑誌のグラビアでグランプリを獲得した過去を告白。「初代グランプリって言ってますけど、本当はこういう芸能界のよくあるやり方って、最初はちょっとやらせがある。来年アイドルでデビューする子と出版社が組んで、事務所と、まだ素人だからデビューすると同時に、こういうグランプリにさせましょうってことがよくあります」と明かした。
「そのとき名古屋に住んでいて、東京まで写真を撮りにきました。帰りの新幹線に送ってくれるときに『いとうさん、せっかく東京まで写真撮りにきてくれたけど、もうグランプリも準グランプリも決まっているからごめんね』と言われた。まだ私、高校生だったので、大人の世界信じられないって思って『本当ありえないわ。みんなの投票で決まるんじゃないの』って思いながら名古屋に帰った覚えがあります。それから3カ月して編集部の方から電話がありました。『投票の結果、いとうさんが多かったので仕方なくグランプリがいとうさんに変わりました』と言われました」と苦い経験だったことを振り返った。
また「『仕事決まりました。打ち合わせしたいからご飯食べましょう』って言われて向こうは関係者とマネジャーでご飯食べて、『今晩相手してよね』みたいに言われて、私それは無理ですよ、そういうつもりじゃないです。って言った次の日に仕事降ろされちゃったり」と苦難を語った。