
歌手和田アキ子(75)が12日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演。BS放送の再放送番組を視聴して涙を流したことを明かした。
和田が前日11日にBS放送の再放送番組を視聴した話題をした。「船越英一郎の昭和を振り返る番組があって、で、阿久悠さんをピックアップしていたの」と話した。番組ではピンク・レディー増田恵子が阿久悠さんにまつわる各所を訪ね、最後に阿久悠さんの長男で作曲家の深田太郎氏をインタビューしていたという。
「深田さんに、今までいろんな人の歌を阿久さんは書いていますけれども、一番好きな歌は何ですか…って聞いたら『和田アキ子さん、あの鐘を鳴らすのはあなた』って言ったときに…うわぁーん、って泣いた」と語った。
アシスタントの垣花正(53)が「うれしい、ッスね」と話すと和田は「あー、今でも思い出すと泣きそう」と生放送で想いがこみ上げてくると振り返った。さらに「私、歌で1位になったことないんですよ私、歌。記録にはなっていないけど、みなさんの記憶には残っているはずです」と話した。
そして番組で深田氏が「祈りと希望があって、アッコさんは大事に歌っていただいております。継承していただきたい」と話していたとしみじみと語っていた。この番組は担当マネジャーからビデオテープに収録されて、番組のダイジェストが編集されて深田氏のインタビューを中心にまとめられていた。和田は最初、マネジャーの携帯電話の留守電に「なんで、こんなもん見なあかんの。どうせピンクレディーしかないし…」と残していたが、ビデオテープを見た直後に泣きながらマネジャーに電話して「留守電消してな。ホメられた。今、泣いてんねん」と謝罪したと話した。