
「ひろみちおにいさん」ことタレント佐藤弘道(56)が10日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。政府・与党が全国民に4万円か10万円を給付するとの案について、今夏の参院選に向けた「選挙のイメージアップにしか感じられない」とぶった切った。
石破政権の現金給付案をめぐっては、政府与党が物価高やトランプショックの影響を踏まえた経済対策として、国民に1人あたり、3~5万円または5万円、10万円を給付することを検討していると報道各社が報じている。この給付案については、トランプ関税の対策になっていない、選挙目当てとの批判が相次いでいる。
給付金の話題をめぐり、MC谷原章介から「議員を経験された太蔵さんから」と振られた杉村太蔵氏は「なんで4万か10万かというと」と「コロナの時(2020年の特別給付金)もそうでしたけど、4万、10万はけっこう(給付金としては)よくある数字」と解説。一方でトランプ関税対策だということについては「トランプ関税って、苦しいのはアメリカ国民ですから」とし「トランプ関税の対策って、ピンとこないですね」と語った。
このあと、谷原から話題を振られた佐藤は「トランプさんの関税と給付金って繋がっているんですか? 唐突過ぎてよく分からなくて」とジャブを入れた上で「今度の参院選かなんかの、選挙のイメージアップにしか感じられない」と指摘。この指摘には、杉村氏も思わず何度もうなづいていた。