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へずまりゅう、鹿パトロール実った?鹿への暴力的行為が禁止事項に、奈良都市公園条例の運用改正


元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうが、奈良公園の天然記念物である鹿への暴力的行為が禁止事項に加わった条例改正を発表した。彼は、鹿の保護活動に努めており、この改正を受けて「涙が止まらない」と喜びの声を上げた。新たな禁止行為として鹿への加害行為が追加され、ボディへの外傷の可能性がある暴行などが規制対象となる。施行は令和7年4月1日から。へずまは、過去の迷惑行動を反省し、現在は社会奉仕に力を入れている。彼の影響力が、今回の条例改正に貢献したことが注目されている。

へずまりゅう(2023年撮影)

元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(32)が9日、X(旧ツイッター)を更新。奈良県の奈良公園の天然記念物に指定される鹿に対する暴力的行為が条例の運用改正で禁止事項に追加されたと発表した。

「【速報】ヤバい涙が止まりません。鹿さん保護活動を9ヶ月やり続けた結果ついに奈良の行政が動きました。鹿さんへの『暴力的行為』が禁止事項として追加されました」とつづった上で「奈良県都市公園条例等の運用についての改正について」と題された書面をアップ。「嬉しいことも苦しいこともたくさんあったけどひとまずホッとしました。鹿さん!良かったね」とつづった。

別の投稿で「継続して訴え続ければ未来を変えることができる。以前、行政に出向いだ時にへずまさんが来るまでは奈良が注目を浴びることは無かったと言われたことがあります。良くも悪くも影響力はありました。次のフェイズとして鹿さんが被害に遭ったら行政はどうするか?です。応援よろしくお願いします」とつづった。

「奈良県都市公園条例等の運用についての改正について」の書面で経緯を説明している。経緯については「令和6年7月、天然記念物『奈良のシカ』を蹴ったり、叩いたりする様子を撮影した動画がSNS上で拡散された。こうした行為は、文化財保護法の規定に抵触し罰則が科される可能性があるが、今後、このような事例に限らず、同法の罰則が適用される『滅失し、毀損し、又は衰亡するに至らしめ』るまでに至らない様々な加害行為についても規制し、『奈良のシカ』の保護の強化を図ることとなった」と説明。

内容については「『奈良県立都市公園条例等の運用について(通知)』(平成29年3月31日付け公緑第150号)の『県立都市公園における禁止行為等』へ、新たに奈良公園(奈良春日野国際フォーラム含む)における禁止行為を追加」とした。

追加する禁止行為については「天然記念物『奈良のシカ』に対する加害行為」として、加害行為の定義については「みだりに、その身体に外傷が生ずるおそれのある暴行を加え、又はそのおそれのある行為をさせること及びそれに準ずる行為」とした。施行日は令和7年4月1日。

へずまはかつて「迷惑系ユーチューバー」として活動し事件を起こすなどしたが、昨年1月の能登半島地震発生後当初から被災地入りし、ボランティアの支援活動を続けている。同月には「迷惑系」の完全引退を宣言。最近は奈良公演で鹿を守るパトロール活動にも力を入れている。そしてXのプロフィル欄には現在「今は更生して日本を明るくする活動をしています」と書かれている。

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