
俳優吉田鋼太郎(66)が7日放送の日テレ系「おしゃれクリップ」に出演。親交のある藤原竜也から、役者としてのすごさを語られた。
VTR出演した藤原は「この前小日向文世さんと鋼太郎さんの話になった。『ためる感じと伝える感じと間の取り方と絶妙な声の響かせ方と、あれがうまいんだよね』って話をしていた。何に対しても怒りという表現が他者より優れている。まねしようとしてもできるようなものじゃないですから。吉田さんが『なにくそ!』の精神で。絶対的に思ってたんですよ、40で初めてシェークスピアの主役やってますから。『今に見てろよ』『地べたにはいつくばっていつか飛躍してやるぞ』って思いがあると思う。そこをうまく芝居に反映できるのが鋼太郎さんのすごさかな。思うんですけど一方で、役者として苦労している彼を見てみたいなという思いもある。もっともっと飛び出して行ってほしいなと。それこそ解き放たれた野犬のように、年齢関係なく突進していってほしい」と役者としての賛辞と、熱いエールを送った。
スタジオで吉田は「ありがたいことを言ってくださってますね」と感謝した。「役者としてのモチベーションと娘と幸せに暮らす時間、これが一緒にならないというか、交わらない。娘をほったらかしにして前みたいに芝居のことだけ考えてやるってことが本当はいいのかもしれないけど、なかなかそれがね、娘かわいくて」と笑った。続けて「普通のお父さんよりも一緒にいられる時間が短い。そうすると大事にしなきゃいけないなと」と4歳の娘と過ごす今を語った。