
俳優藤原竜也(42)が11日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。蜷川幸雄さんとのエピソードを語った。
司会黒柳徹子(91)から「あなた舞台直前に週刊誌に出て…」と振られると、藤原は吉田鋼太郎と共演した舞台の直前に週刊誌に掲載されたエピソードを語った。「蜷川さんが『オレステス』というギリシャ悲劇をやっている時に、大変な舞台で、最初から最後まで土砂降りの雨の中で芝居をするっていう大変な芝居があるんですけど、稽古入る前に週刊誌に今の奥さん、当時の彼女と町中で写真撮られたんです。チワワを飼っていた。チワワを持ってさっそうと歩いている写真を撮られて、吉田鋼太郎さんから電話かかってきて『お前これはダメだよ。あんなに大変なギリシャ悲劇やるのに、こんな彼女とうつつ抜かして怒られるぞ』って言われて、恋人も作るな、手もつなぐな、家に帰って寒い部屋で電気つけるのも役者の仕事だろって教わってきた。蜷川さんに」と当時の状況を明かした。
藤原は「『竜也!ちょっと来い!なぜお前チワワなんだよばか野郎!』って始まったんですよ」と蜷川さんに飼っている犬種を怒られたエピソードを振り返った。藤原は蜷川さんから「役者が飼うのは大型犬なんだよ、チワワなんか飼っている役者に良いやつなんかいない。ばか野郎!」という言葉をかけられたことを語った。「みんなそこに怒るの?って言って、まさかのチワワにダメ出しが出た」と当時を笑った。黒柳は「蜷川さんもおかしいね」と共感した。