
フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後8時54分)が6日、生放送された。中居正広氏の女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」を取り扱った。
番組は「徹底生討論“フジテレビ問題”」とのテロップを掲げ、ノンフィクションライターの石戸諭氏、経済ジャーナリストの後藤達也氏、東大准教授の中野円佳氏、元フジテレビアナウンサーのジャーナリスト長野智子、弁護士の橋下徹氏、社会学者の古市憲寿氏の6人の識者がゲスト出演した。
番組は「1959年3月1日のフジテレビ開局」のモノクロ映像から始まる冒頭映像は「明るい家庭にテレビを届けるはずだった…」とのナレーションで始まった。そして「開局から66年」と展開し「その信頼は足元から崩れている」とした。また、番組では調査報告書から独自の相関図を作成。「フジテレビはどこで道を誤り、どう再生の道を歩むべきなのか」と投げかけた。
X(旧ツイッター)では「変われるか?変われないか?ぢゃなくて変わらないとダメぢゃね?」「Mr.サンデー頼む 斬り込んでくれ」「Mr.サンデー今のフジテレビ問題をバラエティーにしてるのが怖いわ 他局ならともかく当事者が『フジテレビは変われると思いますか?』とか言えんって 変わる側にその意識が無いでしょ」などと書き込まれていた。
3月31日に公表された第三者委員会の調査報告書は394ページに及び、元フジテレビアナウンサーAさんに対する中居氏の性加害を認定した。
同番組はこの日から放送時間を拡大。通常の午後10時開始から、同午後8時54分開始に前倒しし、午後11時09分までの2時間15分となった。昨年12月までに午後9時台は中居氏がMCを務めていた「だれかtoなかい」が放送されていた。
番組MCは宮根誠司、進行は同局の藤本万梨乃アナが担当。