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本村健太郎弁護士、中居正広氏の守秘義務巡る示談金に「そこは動かない」


弁護士・本村健太郎氏が、バラエティ番組「上沼・高田のクギズケ!」で、中居正広氏の性加害を認定したフジテレビの第三者委員会の調査報告書を解説した。報告書は394ページにわたり、メールのやりとりの復元や法的評価を含む詳細なものであることを評価。本村氏は、示談が無効とされていないため、Aさんが今後告訴などできない現状を説明。また、フジテレビの取締役会での人事の決定が、報告書発表の前に行われたことに対し、順序が逆であると疑問を示した。フジ・メディア・ホールディングスは経営体制の刷新を発表しているが、本村氏は「違和感を感じた」と述べた。

本村健太郎氏(2012年12月撮影)

弁護士の本村健太郎氏(58)が、6日放送のタレント上沼恵美子(69)と高田純次(78)がMCを務める読売テレビのバラエティー「上沼・高田のクギズケ!」(日曜午前11時40分)に出演。タレント中居正広氏の性加害を認定したフジテレビの第三者委員会の調査報告書を解説した。

3月31日に公表された第三者委員会の調査報告書は394ページに及び、元フジテレビアナウンサーAさんに対する中居氏の性加害を認定した。

本村弁護士は「かなり本気の調査をやったことが分かる」と感想。弁護士26人による調査・作成、デジタルフォレンジック調査によるメールのやりとりの復元、守秘義務がある中での性暴力認定を評価した。

Aさんが守秘義務解除を認めたが、中居氏が受け入れなかったことに、上沼が「守秘義務解いてくださいってなったら、お金(示談金)は返金しないといけないんですか?」と質問すると、本村弁護士は「そこは違うんです」とキッパリ。「中居さんとAさんの示談というのは、この事件について損害賠償金を払った。それがいくらかは分からないですけど、その代わりに刑事告訴などはしないでくださいということ。あと、守秘義務、一切しゃべらないでくださいということを決めた。今回、示談したこと自体は変わらない。第三者委員会で調査をやったけど、示談が無効になったわけではない。だから、示談金は支払い済みだし、刑事告訴はしないということは決まってますから、今後、Aさんが告訴したりもできないし、示談金はもらったまんま。そこは動かない。解決済みで動かせない」と解説した。

これらを踏まえて、本村弁護士は「違和感を感じた」。フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスは報告書発表に先立つ3月27日に取締役会を行い、日枝久取締役相談役の退任と経営体制の刷新を発表している。報告書の結果を受け、関西テレビの大多亮社長が4日に辞任をしたことは理解できるが、「報告を踏まえて『どうするんだ』とまだ決まっていないのに人事が決まった。人事が早すぎた。順番として逆」と疑問を呈した。

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