
お笑いタレント小籔千豊(51)が、4日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区など)に出演。同局社長の大多亮氏(66)が同日、報道陣の取材に対応し、4日付で辞任を発表したことについて意見を述べた。
カンテレのキー局のフジテレビでは、元タレント中居正広氏の性暴力に端を発した一連の報道を受け、3月31日に第三者委員会の報告書が発表された。大多氏は性暴力があった23年6月時点のフジ専務。第三者委は中居氏の出演番組継続に関して、港浩一社長(当時)や大多氏ら「編成ライン」のみで意思決定がされた点を問題視。両氏が「極めて『思慮の浅い』経営判断の誤りを犯した」と指摘していた。
番組では、大多氏の辞任を速報で発表。報道陣との質疑応答については10分遅れで中継した。
小籔は、中居氏の出演番組を継続するという当時の判断について、「古いというか、あかん考えかなのもしれないんですけど」と前置きした上で、「ビッグネームの人がやっている番組が始まってすぐ終わった時って、何かあるんちゃうかって、世間が騒ぎ出す可能性っていうのが絶対あると思うんですよ。僕の番組が半年、1クールで終わっても、『あ~』ってなるんですけど、ビッグネームの番組が半年とかで終わった時、絶対ザワつくんですよね」と、早期に番組を打ち切っていた場合に、騒ぎが大きくなってしまった可能性に言及。
「それを(女性のプライベートを)守りたかったっていう風に(報告書に)書いてた気持ちは、僕はちょっとこの業界にかんでいるから分かるんですけど。弁護士の先生とか、第三者委員会は、すぐ終わらせるべきやったっておっしゃるんですけど、それを終わらせていたら、あの女性にとって良かったのかなとは、ちょっとよぎったりするんですけどね」などと語った。
その後、中継を通して会場の質疑応答の模様を見守ると、「僕がもしこの方々(大多氏ら編成ライン)と同じ立場やったら、ちゃんと正しく(対応が)できたのかな、みたいな。もしこういう風になったら、どうしたらいいのかなっていうのを聞きながら…。第三者委員会の判断っていうのは、すごい重たいもんなんやなっていう(ことを感じた)のと。あと、記者の方々の質問内容が本当に適切なのか、ふさわしいのかっていう第三者委員会とかも、どこかで立ち上がったりせえへんのかなって、ちょっと思いました」と述べた。
また、大多氏が女性と向き合えなかったことについて「アップデートができていなかった」と言及したことに、「意識のアップデートって、簡単に言うんですけど、『じゃあ俺、できるのか』と。考えたら結構難しいなと思うので。僕も何かの組織の上の方であるわけではないですが、やっぱり、そういうのは心がけていかなあかんな、とは思いますけど、具体的にどうやっていったらいいのか…。そういう意識の、ネットとか本とか機会があれば読んで、自分でもアップデートできるようにしていかなあかんな、と本当に思いました」と話していた。