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古舘伊知郎「みのさんのせいでアナウンサーに」 勝俣州和には“遺言”実行求める「絶対に…」


フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、「朝だ!生です旅サラダ」に生出演し、故・みのもんたの“遺言”とも言える言葉を友人で俳優の勝俣州和とともに語った。みのもんたは生前、「面白いしゃべり屋が増えてほしい」とテレビ界の未来を憂いていたという。この訴えを受け、古舘は勝俣に「面白いしゃべり屋として活躍してほしい」と期待を寄せた。古舘はみのもんたに長年憧れ、同じ道を歩んできたとして、彼の放つ言葉に大きな重みを感じていることを語った。勝俣も古舘の言葉を受け止め、この機会を感謝し彼の背中を追い続ける決意を示した。本音での対話を通じて、これからのテレビ界に対する思いを共有する心温まる交流があり、互いの信頼を深め合った。

古舘伊知郎(2024年10月撮影)

フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が22日、朝日放送テレビ制作、テレビ朝日系「朝だ! 生です旅サラダ」(土曜午前8時)に生出演。今年3月1日に80歳で亡くなったみのもんたさんの“遺言”を本音で伝えた。

古舘はスタジオとともに、俳優勝俣州和(60)と熊本を2人旅で訪れたロケにも登場。夕食で勝俣が「僕ね、古舘さんが好きなのは、2人とも“しゃべり”で職業じゃないですか。もう全然レベルなんかは違うけど」と語り掛けた。

古舘は「違わないよ。かっちゃんはジャンルがないよね。オレもアナウンサーだけれども、しゃべり屋なわけだよね」と“しゃべり”という同類項であると話した。

勝俣が「みのさんが亡くなったときに…みのさんの昔のVTRを見たときに…『面白いしゃべり屋が増えてほしいんだよな』って言ってるんですよね」とポツリとつぶやき「僕もみのさんと何度か飲みに行ったときに『面白いしゃべり屋がいないんだよな、今、テレビ界に』って本当に言ってたんですよ」と語った。そして「『面白いしゃべり屋が現れてほしいんだよな』っていうみのさんの遺言のような投げかけに対して、どうすればいいですか」と古舘に尋ねた。

古舘は「中学3年からにみのさんにあこがれて、同じ高校、大学で、アナウンサーになりたい…みのさんのせいでアナウンサーになって70歳になったから、もうありえないぐらいに慕い続けてるわけじゃない」と、勝俣に説くように話した。

さらに古舘は「そういう話を聞いて『面白いしゃべり屋がいないんだよね、かっちゃん』ってみのさんが言ったんならば、俺はかっちゃんは、絶対にMCやってほしい」と語った。

恐縮した勝俣は「ああ、そうですか」とカチカチな状態で返事。古舘は「半日接して、こっちがサーブめいたものをよろよろしながら出しても、ちゃんと受け止めてくれるし、全面対応してくれる」と一緒にロケをして語り合った勝俣をほめちぎった。

勝俣は「よかった、今日きて…古舘さんの背中を追い求めていこうと思いました。旅っていいですね」と直後にガッチリ握手をした。

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