歌手新浜レオン（28）が20日、東京・台東区の上野恩賜公園で「うえの桜フェスタ」の開花セレモニーを行った。
応援ゲストを務めるお笑いトリオ、ダチョウ倶楽部の寺門ジモン（62）とトークショーを実施。「ヤー」と“お約束”のポーズで登場した寺門は「桜はあと2、3日で満開で咲くぞという時が良いんです。芸能界でずっと小さくなっていて、やっと売れたみたいな感じ。長くやることが大事でダチョウ倶楽部も今年で40年。メインがお風呂でアチチしかしていない。そしてYouTubeチャンネルが30万人を突破」と自虐交じりの自己紹介をした後で「僕らは前座です。前振り。誰か来るの？」とボケた後で新浜がステージに登場した。
“代名詞”となっている膝スライディングをしながら現れて「（摩擦熱で）衣装が破れています」。その後に「デビューした19年の初めてのイベントはここ上野でした。その時はハトが3羽しかいなかった。人がいない。実話です。そこからスタートして昨年の紅白歌合戦に初出場できました。みなさんのおかげ。今日の衣装は昨年の紅白の衣装です。原点の上野で歌うのいで感謝の気持ちを込めました」。
その後はミニライブを実施。「情熱の嵐」、「捕まえて、今夜。」、新曲「炎のkiss」「全てあげよう」の4曲を熱唱した。
トークコーナーでは新曲「Fun! Fun! Fun!」が日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」（土曜午後6時）の新エンディングテーマ曲に決まったことを報告。「世界で大人気アニメのエンディングテーマです。コナンを通じて僕も世界に行けるチャンスが開けた。今年は世界に行けるように頑張りたい」と目標を掲げた。
続けて「上野の観光大使が目標です」と言うと、上野観光連盟の長岡信裕理事長がその場で「ギャラは出ませんがよろしくお願いします」。予期せぬことに「もっともっと大きくなって、新浜レオンの知名度を上げるようにガンバレオンです」と満面の笑みを見せた。
終盤でステージ前方にハトが舞うと「あの時の3羽の子どもかな。見守ってくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えた。
「うえの桜フェスタ」は桜が満開の季節に上野公演で開催。80店舗以上が出店する物産展、さまざまなアーティストのステージ、寛永寺創建400周年記念ブースなどがある。開催期間は3月18日から4月6日までの20日間。
