10月8日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)から、お便りコーナー「ひだまりの縁側で…」からカラスのキャラクター・キョエちゃんの姿が消え、代わりに新キャラクターが登場。しかし、ネット上である疑問の声が集まっている。
この日の「ひだまりの縁側で…」で突然登場した新キャラ・ズン吉。普段キョエちゃんが居座っていた物干し竿に変わりに座っており、戸惑うMCの岡村隆史(52)とチコちゃんに「ズン吉」と挨拶した。
また、キョエちゃんとは「深~いつき合い」だといい、岡村がキョエちゃんの居場所について聞くと、ズン吉は「歩いてるよ」「歩いてどこまで行けるか試すって言ってた」と答えていた。
さらにズン吉はキョエちゃんの最新写真を披露。そこには竹の塚駅前で佇んでいるカラスの写真が写っており、「今 ここにいます 探さないでください キョエ」と記されていて、岡村とチコちゃんはあらたに、同じ文面を記したキョエちゃんの絵はがきを募集していた。
「キョエちゃんの中の人(声優)は非公開ですが、もっとも有力視されていたのが、音楽グループ・いきものがかりの吉岡聖恵(38)でした。一方、吉岡は現在妊娠中で、10月以降は産休に入る。つまり、今回のズン吉への交代は視聴者がキョエちゃんの中の人が吉岡である確証を抱かざるを得ない出来事になっていました」(芸能ライター)
しかし、一部ネット上からは「いま姿消すのはタイミング悪かったな」「一歩間違えてたら不謹慎だった」「行方不明設定とかやめてあげて」という声が集まっている。
「実は、キョエちゃんは“江戸川のカラス”という設定。江戸川といえば10月6日に千葉県松戸市で行方不明だった女児の遺体が発見された場所。“江戸川”と“行方不明”というワードから事件を連想させた視聴者も少なくなく、苦言が集まってしまったようです。しかし、番組の最後に毎回流れる、キョエちゃんが歌う2代目エンディングテーマ『江戸川慕情』はこの日は流れず。この曲には『行方知らず』『流れ着いた』といった歌詞があるため、さすがにNGとなったのかもしれません」(同)
チコちゃんの顔のCG加工の事情もあり、事件よりはるか以前に収録されていると思われる『チコちゃんに叱られる!』だが、設定に実際の地名を出していることでこうした不謹慎ギリギリの内容となってしまったようだ。