週末恒例!
VRニュースイッキ見【後編】!
昨日の前編に引き続き、今週(5/21〜5/27) 注目を集めた10記事のうち、後半5記事を一気に紹介します!
VRニュースイッキ見【前編】はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194838/
①AR技術を応用した工場の保守点検に関する実証実験を実施!
三菱重工業株式会社が運営するYokohama Hardtech Hubにて行われていた、Cellid社による工場などの保守点検へのAR技術応用の実証実験が成功裡に終了していたことが明らかになりました。
今回の実証実験は、AR技術を用いた保守点検サービスの開発を念頭に、その基礎技術としてのCellid SLAMの有効性を検証するために
ベテラン作業員と若⼿作業員の“動線データ”の⽐較
“AR付箋”による具体性の⾼い指⽰を活⽤した保守担当者へ高度な遠隔支援
の2点について実施されたものです。
実験結果を受けCellid社は、
「様々な工場などにおいて同様のオペレーション高度化のためのデータ解析の実例収集」
「コミュニケーションの取りづらい海外工場における同様のオペレーション導入のための実証」
に取り組んでいく予定であるとしています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194658/
②タイトーがOculus Quest用アクションパズル「パズルボブルVR」をリリース!
タイトーの名作アクションパズルゲーム「パズルボブル」がOculus Questシリーズ向けのVRゲームとしてリリースされることになりました。
VRアクションパズルゲーム「パズルボブルVR バケーション・オデッセイ」は、「パズルボブル」を、米・ロサンゼルスに拠点を置くVRゲームスタジオ”Survios Inc.”がVRゲームとして開発したものです。
パズルゲームとシューティングゲームの要素を組み合わせた従来のゲーム性をVRならではの臨場感で楽しめる本作には、
ストーリーモード
エンドレスモード
オンラインデュエルモード
の3つのプレイモードが用意されています。
OculusQuest、Quest2に対応しており、Oculusストアにて税込み1,990円で販売されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194663/
③甲子園歴史館VR体感コーナーに新映像が登場!「東海大相模VS明豊」戦がVRに
甲子園球場に併設されている甲子園歴史館のVR体験コーナーに、5月25日(火)より第93回選抜高等学校野球大会決勝戦VR「東海大相模VS明豊」と題した新映像が追加されました。
今回追加された映像は、2021年4月1日に行われた「第93回選抜高等学校野球大会」決勝戦の映像で、グラウンドレベルから見た決勝戦の印象的なシーンを、まるでその場にいるかのような臨場感で楽しむことができるものです。
甲子園歴史館のVR体験コーナーでは、過去試合の名シーンや普段見る事のできない場面を迫力あるVR映像で見る事ができ、「東海大相模VS明豊」以外にも
「プロ野球リリーフカー体感VR」
「プロ野球グラウンド整備カー体感VR」
「夏の高校野球 第100回記念大会開会式VR&決勝戦VR」
「藤川球児引退試合VR」
など野球ファンにはたまらないコンテンツが数多く公開されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194725/
④VRで異世界飯を体験!「RPGレストラン」6月に渋谷で開催へ
異世界に転生してRPGグルメを体験できる新感覚VRレストラン「RPGレストラン」が6月18日~20日の3日間限定イベントとして渋谷で開催されることになりました。
「RPGレストラン」は魔法料理やモンスター料理など現実には存在しない料理を楽しめるもので、複数の参加者が同じ料理を食べ使われている食材を2択で選ぶクイズ形式のエンタテインメント体験です。
今回の「RPGレストラン」は
体験クリエイターのアフロマンスさん率いる株式会社Afro&Co.
「STYLY」で有名なPsychic VR Lab
とのコラボとして行われ、リアルとバーチャルを組み合わせた新感覚の体験型イベントとなっています。
イベント会場の場所は「渋谷区某所」以外は非公開でチケット購入者のみに場所が通知されることになっていて、参加費はVR体験・試食の費用を含んで3,000円とのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194754/
⑤マイクロソフトが現実空間の環境をVRに取り込む新技術の特許を申請!
マイクロソフトがVRに関する新技術の特許を申請していたことが明らかになりました。
「VR環境への移行とHMDユーザーへの現実世界の物理的障害物の警告」というタイトルの同社の特許申請は、VR体験には欠かせない現実世界の物理的障害物を認識するための技術に関するものです。
周囲の環境を簡略化的に複製してレンダリングしたものにVR空間の風景をレイヤーマスクのように重ねて表示し、近づきすぎた場合に仮想表現として実際にVR空間内に表示されるという技術です。
この技術が製品に実装されるかは明らかではありませんが、狭小スペースでも安全にVRが楽しめるようになると期待されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194500/
まとめ
今週後半はどちらかというとエンタテインメントに関するVRの話題が中心となりました。
過去のコンテンツがVRの力で魅力を増したり、過去のスポーツの試合を当時の空気感そのままに体験したりと、様々な形のVRの楽しみ方が登場しています。
VRがエンタテインメントの世界で着実に地位を固めていることを感じさせますね。
このいい流れを他の分野でも活かしていければ、VRがさらに普及して生活に欠かせない技術になっていくはずです。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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