9月15日から開催している東京ゲームショウ2016にて、中国メーカーのDlodloがサングラス型のヘッドセット「Dlodlo V1」を出展。実際に体験したのでその様子を紹介する。
Dlodlo V1は88gと軽量なサングラスタイプのヘッドセット。PCやスマートフォンと接続してコンテンツを楽しめる。
体験したものはPCの有線で接続していたが、今後ワイヤレスでの接続も安定してできるようにする予定。
試遊したコンテンツは迫ってくる敵を倒し続けるというシンプルなもの。現時点で、グラフィックはGear VR程度といったところだが、今後さらにクオリティの高いコンテンツも用意していくとのことだ。
Dlodlo V1のスペック
サイズ | 154mm × 59mm × 16mm |
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重量 | 88g |
視野角 | 105° |
解像度 | 2K+ (2,400×1,200px) |
画素密度 | 808ppi |
目の幅調整 | 自動調整 |
ピント調整 | 700度以内の近視にピント調整可能 |
OS内蔵のオールインワンHMD「Dlodlo X1」
「Dlodlo X1」は、CPUとディスプレイを内蔵したオールインワンタイプのHMD。Androidベースの自社OSを備え、単体でVR体験を実現するだけでなく、PCとの接続によってより高い没入感を得ることが可能。
X1は実機の展示のみであった。
Dlodlo X1のスペック
サイズ | 191mm × 80mm × 88mm |
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視野角 | 100° |
OS | Android 5.0ベースの自社OS Dlodlo OS 1.0 |
GPU | PowerVR G6230 |
CPU | 64bit quad-core 1.6GHz |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB 最大128GB(TFカード)拡張可能 |
センサ | 9軸センサーモジュール、距離センサー |
ディスプレイ | 5.5インチ1080p AMOLEDスクリーン |
バッテリー | 3,000mAh |
接続 | Mini HDMI、Micro USB |
Wi-Fi、Bluetooth | 802.11 b/g/n BT4.0 |
現在はコンテンツが単純だったり、細部の作りこみが甘いなどという不満があるが、今後の進化に期待が高まる製品だった。
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