今年の改元に関し、多くのエンジニアが必至に対応したおかげで、無事に令和を迎えることができました。なんだよ、平成を令和に変えるだけだろう、と思うのかもしれませんが、何を言う、そもそも次の元号が何になるかは分かってはいない。そんな状況でどう対応するのか。とはいえ、大きなトラブルもなく、回避できたのですがこちらは難しいようです。
システム障害が発生する
「ミニストップ」でシステム障害 消費税の計算に間違いも
消費増税の影響、コンビニでも。https://t.co/E6tgmhT7oU
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 1, 2019
ということで、令和はなんとか切り抜けたものの、消費増税対応には流石にトラブルが発生してしまったようです。
その原因となるのは、今回は単純に8%→10%に帰るわけではなく、軽減税率が発生し、さらにキャッシュレス決済ではいくらかキャッシュバックがされるものがあるうえ、各社によってその仕組みは様々。
つまり、なんとも木の遠くなるような条件判定が増えるわけで、想像するだけで地獄ではあります。当然何通りのテストも行っていたはずではありますが、いざ実際に一斉に決済が行われるとやはり問題が生じるようです。
案の定、システムエンジニアは「デスマーチ」(終わりの見えない苦しいトラブル対応)に追われわれるようです。
「スシロー」消費税率が0%になるトラブル #nhk_news https://t.co/CZcyzP9W84
— NHKニュース (@nhk_news) October 1, 2019
スシローでは消費税が0%になってしまうというとんでもないトラブルも。
デスマーチがほぼ確定しました((((
— sukehami@将軍 (@2013syougun) October 1, 2019
我が社のシステム改修を頼んでるシステム屋さん、消費税対応で暫く待ってくれと言われて了承したら最近はメールも返さない。
恐ろしいデスマーチなんでしょうな。 https://t.co/3rHHtlo0ZM— 梓弓 (@Ma_R8) October 1, 2019
メールでも連絡が無いということは相当の状況であることが想像に難くないわけですが、この地獄はむしろこれからが本番で一体いつこのトラブルの終わりが視えるのか、検討がつきません。
むしろ今回の増税で安くなるパターンもあるわけですが
きっと次の消費増税が行われるまで、無数の条件とケースに戦うITエンジニアの姿があるのでしょう。
画像掲載元:写真AC