はじめに
日本の消費税が10%に引き上げになるとのニュースもありますが、それには賛否両論があるようです。
そこでこれを機会に、海外の消費税の種類について学びましょう!
海外の課税について
海外でも、消費税の種類には4種類あって、「課税・非課税・免税・不課税」になります。
カナダの消費税は、生活必需品など、日常の生活で使用するものに関しては非課税ですが、お菓子などには課税がかかります。これなら、ダイエットができていいかもしれませんね♪
フランスでは、贅沢な食料品には課税がかかる品目がありますが、一般的な食料品には、軽減税率を適用しているので、5.5%と庶民に優しい消費税になっています。
レストランなどは19.6%も課税がかかりますが、その分、幼稚園から大学まで学費が免除されるシステムも、日本が見習うべきところかもしれません。
海外の非課税について
海外の消費税で、非課税はどういう仕組みなのでしょう?
カナダの消費税は、生活必需品など、日常の生活で使用するものに関しては非課税の種類になります。 そして、食料品、家賃、医療、教育などがすべて非課税です。
イギリスは、消費税が20%と高めなのですが、かかる税率が一定ではないので、大きな反発はありませんでした。
食料品、上下水道、交通費、新聞、書籍、医療は非課税なんです。
消費税のない国としては、「ブルネイ」が挙げられます。
豊富な資源があると、消費税は0%なんですね。羨ましいです!
海外の免税について
では、免税はどうでしょう?
国内で消費されるもの以外のものは、免税になり、消費税がかからないんです。
つまり、空港などにある免税店の商品は、免税の種類になります。
海外でも免税店はあって、旅行者の税金が免除されるため、お安く買い物できるんですね♪
パリ空港の免税店は、高級品が購入できるようになっています。
化粧品、香水、アルコール類、ワイン、タバコ、ファッション、アクセサリー、時計、宝石などの商品が安く買えるので、お得なんです。
中国などは、逆に日本の免税製品を大量に買って帰りますよね。
これは、中国で買うより、旅費をかけてでも日本で買った方が、品質もよく安く手に入るからなんだそう。
海外の不課税について
最後に、海外の不課税についてご紹介します。
課税が、
①事業者が
②国内において
③事業として
④対価を得ている
という条件があるものに課税されるのに対し、この中の一つでも条件があてはまらない時を、不課税といいます。
ですから、海外でもサラリーマンが自家用車を売ったとしても、事業にあたらないので不課税になり、消費税はかかりません。
寄付も対価がないので、不課税の対象になるんですよ♪
おわりに
海外の消費税の種類をご紹介しましたが、いかがでしたか?
消費税が全くかからない国もあれば、日本より消費税が高いのに、他の税金が免除されたりしてお得な国もありますね。
日本も海外を見習って、より良いシステムを取り入れていけるようになればいいですね♪