
<ドジャース-ヤンキース>◇31日(日本時間6月1日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が試合前、右肘の手術後2度目となるライブBP(実戦想定の投球練習)で調整を行った。
2回想定で打者のべ7人を相手に29球を投じた。最速は97マイル(約156キロ)前後で、全球種をミックスさせた。安打性は2本。1四球、1三振の内容だった。
1イニング目はノーワインドアップで投球し、インターバル後の2イニング目はクイックモーションで投球。最後の打者には再びノーワインドアップで行い、腕の振りに強さが増した。
投球を見守ったロバーツ監督は「良かったと思う。30球ほど投げて、全ての球種を使った。一番大事なことは、投げ終わった後に問題がなかったこと。彼はもう少し制球が良ければと思っていたようだが、全体的には非常にポジティブな一日だった」と、前向きに振り返った。
今後は、遠征に伴う移動などで変更される可能性はあるが、毎週末にライブBPを行い、投球イニングや強度を上げていく予定。同監督は「最終的には5~6イニング投げられるようにする必要があるし、まだ(復帰までに)時間がかかる」と話した。