韓国国土交通部は、ボーイング737-800型機の特別安全点検を1月10日まで延長して実施する。
12月29日に務安国際空港で発生した、チェジュ航空機事故を受けて、同型機を運航する国内6社に対して特別安全点検を指示していた。当初はきょう1月3日までを予定していた。
対象となる会社と機材数はチェジュ航空が最多の39機、ジンエアーが19機、ティーウェイ航空が27機、イースター航空が10機、大韓航空2機、エア・インチョンが4機で、計101機。
この他に、滑走路周辺の航行安全施設の設置位置や材質などに関する特別点検を、1月2日から8日にかけて実施している。
機体から回収したボイスレコーダーは音声ファイルへの変換を完了しており、フライトレコーダーは1月6日にもアメリカ運輸安全委員会(NTSB)に輸送し、解析を行う。