マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏（51）とヤンキースのGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏（50）が5日、BS－TBS特別番組「イチローVS松井秀喜 ～今だから話せる本音対談～」で語り合った。
イチロー氏は昨年9月23日に東京ドームで行われた「高校野球女子選抜VSイチロー選抜 KOBE CHIBEN」で松井氏を誘った経緯を語った。「この女子野球が、東京ドームで3年目を迎えるにあたって、何が一番盛り上がるだろうか。世の中の人が想像しない形は何なんだろうって考えた時に松井秀喜だったら、もう完璧だよなって」と明かし、言葉を続けた。
「今年、僕が51、松井秀喜は50になる。いつまでできるかわからないし、このまま会わずにお互い死んでいくのもなんかね、変な感じ。かと言って、突然誘って、酒飲む、飯食うとかもなんか違うし…」と自身の思いを明かしながら「東京ドームだし、それは絵として、美しいし、驚いてもらえるし、再会もできるし、その後酒も飲めるかもしれないし。これは悪いことはないなと思って、声をかけたというのがいきさつ」と説明した。
松井氏は「緩い野球は見せられない。今、自分の持ってる100％は出したい」とイチロー選抜のメンバーとして出場し、太もも裏を肉離れしながら劇的なホームランを放ち、イチロー氏が涙目で抱擁したシーンはファンの心に深く刻まれた。
