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昨年大学4冠の青学大が始動、箱根駅伝2連覇の陸上競技部に「負けてられない」藤原夏暉主将


青学大は、昨年に続く大学4冠達成を目指して活動を開始しました。監督の安藤寧則が選手たちに対して慢心しないことを説き、陸上競技部の成功がチーム全体に刺激を与えています。主将の藤原夏暉は意識的に勝利を追求し、チームを率いる決意を示しています。プレッシャーを抱えつつも、藤原は1試合1試合を大切にすることで昨年の結果を上回りたいと語っています。青学大のスポーツチームは更なる高みを目指し、常に進化を続ける決意を固めています。

2年連続の大学4冠へガッツポーズを見せる、青学大の主将、藤原(撮影・保坂淑子)

昨年、史上5校目となる大学4冠を達成した東都大学リーグの青学大が5日、相模原市の同大グラウンドで始動した。

集まった選手たちを前に、安藤寧則監督(47)は「何とかなるだろう。勝てるだろうというのが一番怖い。それがスキを生む。慢心だけは捨てよう」と、力強く説いた。

年明け早々、箱根駅伝で昨年の同校の記録を塗り替え大会新記録で2年連続8度目の優勝を飾った陸上競技部に刺激を受けた。安藤監督は「もっといいチームを作っていける。目指せばああいう結果にもつながるんだ」。最強チームを作り、記録を塗り替えていく。

新チームから主将に就任した藤原夏暉内野手(3年=大阪桐蔭)は、8区で2年連続区間賞の塩出翔太選手は同じ英語の授業を受ける友達。「陸上競技部の中でも1番に発言するような選手。そういう選手が活躍する。負けてられない」。背中で引っ張る主将として、チームの先頭を走る。「プレッシャーはもちろんある。去年は4冠という最高の結果。今年も目指したい。でも、1試合に対する重みは変わらない。1戦必勝。負けないチームを作りたい」。気持ちも新たに、最強チームが、今よりももっと上を目指していく。

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