世界の統合型リゾート(IR)産業とIRが日本経済にもたらす潮流について掘り下げた「IR〈統合型リゾート〉で日本が変わる」が6月8日、KADOKAWAより発売された。
著者は、世界最大級のIRを展開するMGMリゾーツの日本法人、日本MGMリゾーツのジェイソン・ハイランド代表執行役員兼社長。ハイランド氏は、在日米国大使館首席公使や臨時代理大使、東京大学の客員研究員などを務め、東京・札幌・福岡・大阪に15年在住している。
著書の中では、世界に発信すべき日本文化の強みや、世界のIRの最前線を紹介し、IRが観光やMICE産業、エンターテインメントなどに与える影響を検証、丁寧に解説する。
ハイランド氏は、「アメリカ合衆国の外交官としての30年以上に渡るキャリアを終えてMGMリゾーツに参加した折、日本にとってまったく新しい産業であるIR=〈統合型リゾート〉に対して日本の皆様が多くの疑問・質問を抱かれていることを実感しました。日本と海外で培った経験に基づいて統合型リゾートについて解説し、私の見方をご提供することで、IRを巡る議論をより深めることに貢献できるのではないかと考え、拙著を上梓させていただくこととなりました。 日本にとって非常に重要なテーマについて、日本のことを心から大事に思っている、一人のアメリカ人が書いたこの本「IRで日本が変わる」をお手に取っていただければ幸いに存じます。」とコメントした。
新書192ページ、価格は864円(税込)。
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